切迫早産で70日間入院した女性「これ見て頑張ってた」薬の裏に見つけたメッセージに「泣ける」

妊娠中は、赤ちゃんの誕生を心待ちにする幸せな時間である一方で、不安を感じることも少なくありません。体調の変化が大きく、なかには入院が必要になるほどつらい思いを経験した方もいるでしょう。

ごまたゃ（@chunupon）さんが、「切迫早産で入院している時に励まされたメッセージ」についてX（旧Twitter）に投稿し、「感動する」「泣ける」と注目を集めています。

いったいどんなことがあったのでしょうか？

気になる投稿が、こちら！

※下記の日付のリンクからX（旧Twitter）に移動します

ごまたゃ（@chunupon）2025年10月15日

切迫早産で７０日間入院してた時これ見て頑張ってた

切迫早産のため、70日間入院していたという投稿者さん。切迫早産の場合はできるだけ安静に過ごす必要があり、トイレやシャワー以外はベッドから動けないという人も少なくありません。

そんなつらい入院生活の中で、投稿者さんは服用していた薬に「まっててね。わたしの赤ちゃん」と書かれているのを見つけたそうです。

不安な気持ちで過ごす中、こんな温かいメッセージを目にしたら、思わず胸がじんわりしますね。投稿者さんもこの言葉に励まされ、前向きな気持ちで日々を過ごせたといいます。

また、投稿者さんはお腹の張りはなかったものの、生理痛のような腰の痛みを感じて受診したところ、そのまま入院となったとのこと。「生理痛のような腰の鈍痛には気をつけてほしい」と、同じような状況の方に注意を呼びかけていました。

気持ちを立て直すきっかけに…

この時の様子について、投稿者さんに詳しくお話を伺いました。

---素敵な言葉ですね…。当時、このメッセージを見つけた時のことを教えてください。

4年前、息子を妊娠中に「切迫早産」と診断され、その日のうちに入院することになりました。

コロナ禍真っ只中で家族にも会えず、ベッドでの安静生活が続く日々。そんな時、1日4回服用していたウテメリンのヒートを何気なく裏返してみたら、ふとあのメッセージが目に入ったんです。

思いがけない優しい言葉に触れて、張りつめていた心が少しだけ和らいだのを今でも覚えています。

---このメッセージを見てどんな気持ちになりましたか？

とても励まされる思いでした。終わりの見えない入院生活の中で、毎日「ちゃんと産めるのかな」と不安でいっぱいだったのですが、「そうだ、今私にできるのは、できるだけ安静にして赤ちゃんをお腹の中で守ることなんだ」と、気持ちを立て直すきっかけになりました。

それからは薬を飲むたびに「まっててね、私の赤ちゃん」と心の中でつぶやきながら過ごしていました。あの小さな一言が、当時の私にとって大きな支えになりました。

---家族にも会えないとなると、より不安になりますよね。その後、無事に出産されたそうで本当によかったです。

こちらの投稿には、さまざまなコメントが寄せられていました。

感動するーーー

もう出産して17年経ってるのに泣ける

ウテメリン飲んでたけど、こんなメッセージあったの知りませんでした。ウテメリンめっちゃしんどいから、このメッセージあったら励まされるわ

パッケージを作る人が「薬よ、妊婦と赤ちゃんを守ってくれ。健やかな誕生までどうにか支え続けてくれ」と祈るような気持ちでこの一文を入れたかと思うと泣ける

気がつかなかった！こんなこと書いてくれてたのね入院中の気持ちが思い出されて、今泣いてる

薬のヒートに書かれた温かいメッセージに、多くの人が心を打たれたようです。なかには、「自分も同じ薬を服用して頑張っていた」と共感を寄せる声もありました。

妊娠中は、不安や心配がつきもの。そんな時、ふと目にした優しいひと言が、前向きに頑張る力をくれるのかもしれませんね。

取材協力：ごまたゃ（@chunupon）さん

※本記事は投稿者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています