「本気出してきた」「相当減量してる」ライダー俳優、日曜劇場で披露した“完成度”に相次ぐ称賛『ザ・ロイヤルファミリー』

妻夫木聡が主演するTBS系 日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』（毎週日曜よる9時）の第4話が11月2日に放送された。北海道日高地方の競走馬の生産牧場の希望を込めた、ロイヤルホープがいよいよデビューへ。それに至るまでの栗須栄治（妻夫木聡）の奮闘が描かれ、新たなキャラクター、あの人の正体も話題を集めていた。

※【ご注意下さい】本記事はネタバレを含みます。

高杉真宙が金髪のジョッキーに！

山王耕造（佐藤浩市）たちの所有馬・ロイヤルホープは、競走馬になる訓練を受けるため育成牧場に移る。しかしホープは、気を許すことがなく、スタッフたちも手を焼いて、ジョッキーも見つからない状況になってしまった。栗須は、調教師の広中博（安藤政信）がロイヤルホープのジョッキーとして、候補を挙げた岩手競馬所属の佐木隆二郎（高杉真宙）の元を訪ねる。だが、彼がホープに乗るには中央競馬の騎手免許を取得する必要がある。さらに、彼はかつて中央競馬にいたのだが、とある問題を起こして、地方に帰ってきた過去を持っていた。

『仮面ライダー鎧武』をはじめ、映画『東京リベンジャーズ』シリーズや、NHK連続テレビ小説『舞いあがれ！』、NHK大河ドラマ『光る君へ』などに出演経験をもつ高杉。さらに今年は、劇場版『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜南海ミッション』など、話題作への出演が続いている。体重制限の厳しいジョッキー役を演じる高杉に、視聴者から「体格的にもジョッキー感あった」「相当減量してるだろうな」「本気出してきた」と見た目の完成度にも、称賛の声が相次いでいる。

“隆二郎”高杉真宙とホープのレース前のやりとりが話題！

岩手で、調教師の父を持つ佐木は、競馬学校時代、耕造のライバル的存在・椎名善弘（沢村一樹）からも一目置かれる存在だった。しかし、実習中に地方の厩舎出身であることを同級生に揶揄され、暴力をふるい、中央の競馬学校を中退してしまったのだった。そんな自分を受け入れ、岩手競馬で居場所をくれた父たちを置いて出ていくことができないと、栗須へ断りを伝える佐木。しかし、その話を聞いていた父親が背中を押し、佐木は、ロイヤルホープのジョッキーとして中央競馬を目指すことに決めたのだった。

馬との信頼関係を構築することに長けていた佐木は、“荒くれ者”だったホープともすぐに打ち解けた。ホープが尻尾を振って佐木に懐いた場面では、見ていた栗須も笑顔を見せた。その後、佐木は中央競馬の騎手免許を取得。佐木が「隆二郎」と呼んでくれと伝えるほど、栗須との信頼関係も築かれていた。

いよいよホープのデビュー戦。なかなかゲートインできない気性難のホープを叩き、隆二郎は「楽しんでいこう」と声をかけると、ホープが頷くように首を縦に振る。その光景に視聴者も「うんって頷いたよ」「ペコッてするロイヤルホープかわいい」「名演」と湧いていた。隆二郎とホープは、人馬一体の走りを見せ、下馬評を覆し見事一着となり、視聴者に感動を届けてくれた。

目黒蓮の正体が判明！

第4話では、謎の青年役を演じているSnow Manの目黒蓮がいよいよ登場した。彼の正体は耕造の隠し子で、耕一という名前だと判明。また、入院中の彼の母を中嶋朋子が演じていることも明らかとなった。目黒の役どころについてSNSでは、さまざまな考察が上がっていたが、原作ファンからは「予想はついてた」「やっぱり隠し子の役だったか」との声が上がる一方、「翔平が大きくなった姿とも思っていた」「ジョッキーではないのか」「まさか」「意外な役」と驚きの声も上がっていた。

物語のキーマンとされてきた目黒演じる中条耕一。原作ファンからは「難しい役だと思う」「原作通りなら、彼は単なる隠し子じゃない」「本当に重要な役」との声も聞こえている。隆二郎、そして正体が判明した耕一の登場によって物語がどう展開していくのか、次回も見逃せない！

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TBS系 日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』毎週日曜よる9時

ライター：小松加奈
ライター／編集者。音楽・映画・ドラマ・アニメなどのエンタメ系を中心にインタビュー／レビュー／コラム記事などを手掛ける。