1. トップ
  2. エンタメ
  3. ベテラン俳優が“一瞬だけ”見せた不穏な顔「気になる」「終わるはずがない」直後の変化に注目【日曜ドラマ】

ベテラン俳優が“一瞬だけ”見せた不穏な顔「気になる」「終わるはずがない」直後の変化に注目【日曜ドラマ】

  • 2026.10.11
undefined
日本テレビ系『ハイド&シーク 0秒前の彼女』第1話

10月4日から放送が始まった日本テレビ日曜ドラマ『ハイド&シーク 0秒前の彼女』。ハードボイルドな世界観をまとう本作は、第1話からさまざまな謎や秘密、登場人物たちの思惑が錯綜する展開となった。

※【ご注意ください】本記事はネタバレを含みます。

誰もが2つの顔を持つ?

本作の主人公はフリージャーナリストの津倉勇一(福士蒼汰)。大切な恋人・高木紗奈(志田彩良)にプロポーズした矢先、爆弾テロ事件に巻き込まれてしまう。事件により、目の前で紗奈を失うだけでなく、爆弾テロ犯の濡れ衣を着せられてしまう。

国外へ逃れ、韓国・釜山に身を潜めていた津倉のもとに、死んだはずの紗奈から電話がかかってくる。紗奈からは、「最後に声が聞けてよかった」と告げられる。津倉は紗奈を助けるために、日本へ。

事件後、国外へ逃れることができた津倉。実は警察庁警備局公安課の捜査員だったのだ。警察庁警備局局長・柊紘一(風間俊介)の根回しにより、身が守られていた。一方で、警察はまだ津倉を爆弾テロ犯として疑っている。警察庁刑事局局長・江田哲夫(松尾諭)からは、執拗に追われることになってしまう。

そもそも、爆弾テロを企てた犯人の正体は、まだ明らかになっていない。ただ、政治団体『リヴ・コモンズ』がどう見てもあやしい。『リヴ・コモンズ』は兵頭誠(田中樹)がリーダーを務める、弱者救済を訴える団体だ。しかし、世の中を変えるためなら暴力もいとわないサブリーダー・堂島善勝(葉山奨之)の存在によって、団体は危うさもはらんでいた。正義の裏にある暴力性。『リヴ・コモンズ』にも二面性があるのだ。

そして、津倉が愛する紗奈にも別の顔があるようだ。津倉は、『リヴ・コモンズ』の手によって監禁されていた紗奈を助けるため、アジトに乗り込む。

銃撃戦から逃げていく紗奈。彼女は、兵頭からなぜかキョウカと呼ばれていた。キョウカとは一体……? 紗奈にも、津倉には見せない第2の顔があるということだろうか。『リヴ・コモンズ』の一員という可能性もあるかもしれない。

津倉と紗奈の出会いのシーンから見える本質

undefined
日本テレビ系『ハイド&シーク 0秒前の彼女』第1話

第1話の終盤には、津倉と紗奈の出会いが描かれた。津倉が『銀河鉄道の夜』を読んでいると、紗奈が川に落ちたバドミントンの羽を取るのを手伝ってほしいと声をかけてくる。それが、2人の出会いだった。見ず知らずの子どものために羽を取ろうと協力した末に、津倉は紗奈を庇って川に落ちてしまう。

誰かのために懸命になれる優しさを持つ2人。公安捜査員という秘密を抱えていようと、『リヴ・コモンズ』の一員だろうと、本質的には思いやりが溢れる人物なのだ。そういった互いの内面に惹かれあい、結ばれたことを予感させる回想シーンだった。

2人は互いに秘密を抱えていようと、本質的な内面に触れたからこそ、結婚の約束までしたのだろう。事件に巻き込まれてしまったことで、互いの裏の顔を知ることになる。愛する人の裏側を知っても、なお愛し抜くことができるのか。それも、本作のテーマなのかもしれない。

回想シーンでは、紗奈を愛おしく見つめる津倉の表情が印象的だった。しかし、第1話の最後には、キョウカと呼ばれた紗奈の姿に戸惑い、絶望するかのように津倉の瞳からは光が消えていた。

福士が表現する津倉の葛藤も見どころになるだろう。ハードな世界を生き抜く姿とあわせて、繊細な感情表現にも注目したい。

小説家が書き下ろすラブミステリー

undefined
日本テレビ系『ハイド&シーク 0秒前の彼女』第1話

本作は、デビュー作『屍人荘の殺人』で国内ミステリーランキング3冠を達成した今村昌弘が書き下ろした作品。ドラマの放送に合わせて原作小説が出版される。登場人物たちに秘密を抱えさせ、随所に謎を散りばめる展開には、ミステリー小説家ならではの手腕を感じる。

小説のタイトルは、ハイド&シークではなく、『0秒前の彼女』だ。紗奈の秘密が物語の軸になっていくのだろう。紗奈には、津倉に隠し通す必要があるキョウカとしての人生があるのかもしれない。

第1話で注目したいのは、津倉の叔父である津倉克洋(杉本哲太)の表情だ。韓国で身を隠す津倉をサポートしていた克洋。紗奈を探すため家を出る津倉を心配するそぶりを見せていたが、その姿を見送った直後、一瞬だけ目つきが変わった。あの表情を見るに、何か意図がありそうだ。

そもそも紗奈が亡くなったと津倉に思い込ませたのは誰なのか。克洋が偽の情報を与え、津倉が日本に戻らないよう韓国で見張っていた可能性もあるだろう。

SNSでも、「あれで終わるはずがない」「勇一が出ていった後の表情が気になる」など、克洋の表情を気にしている人が少なからずいるようだ。ドラマならではのヒントとして、覚えておいてもよいかもしれない。

まだ物語は始まったばかり。謎と秘密に翻弄される3ヶ月を楽しみたい。


「ハイド&シーク 0秒前の彼女」毎週日曜よる10時30分~(日本テレビ系)

の記事をもっとみる

注目コンテンツ