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「めっちゃ見たことある」NHK大河ほか、出演“途切れない”大人気若手俳優の“無言の演技”に注目『シナントロープ』

  • 2025.11.6

テレビ東京系 ドラマプレミア23『シナントロープ』の第5話が、11月3日に放送された。初回放送後にTVer見逃し配信再生数100万回を突破。その後もXでは考察が飛び交う、話題のドラマだ。

本作は、アニメ『オッドタクシー』の脚本を手がけた此元和津也が、原作と脚本の両方を担当し、完全オリジナルとして描き下ろした作品である。監督を務めるのは、映画『もっと超越した所へ。』などで注目を集めた山岸聖太。二人のタッグによる、新感覚のミステリードラマだ。

冴えない大学生・都成剣之介を演じるのは水上恒司。彼が心を寄せるヒロイン・水町ことみを山田杏奈が演じる。そのほか、坂東龍汰、影山優佳、望月歩、鳴海唯、萩原護、高橋侃といった、いま最も勢いのある若手俳優たちが集結し、物語に厚みを加えている。

※【ご注意下さい】本記事はネタバレを含みます。

空を飛べたらいいのに

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(C)此元和津也/「シナントロープ」製作委員会

塚田(高橋侃)のライブ当日、都成(水上恒司)がシナントロープを訪れると、帳簿を広げたままうたた寝している水町(山田杏奈)の姿があった。どうやら家に帰らず、大学にも通えていない様子だ。都成は、志沢(萩原護)のメモを頼りに会話を弾ませてランチに誘おうとするが、思うようにいかない。
やがて水町に、志沢を使って自分のことを探っていたことを見抜かれ、直接聞けばいいと厳しく指摘されてしまう。

“ハシビロコウ”独特な存在感

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(C)此元和津也/「シナントロープ」製作委員会

ハシビロコウとあだ名をつけられた志沢を演じるのは、萩原護。2017年に舞台出演で俳優デビューした後、2021年にはNHK大河ドラマ『青天を衝け』に出演。バカリズム脚本ドラマ『ホットスポット』や『対岸の家事』などドラマ出演が途切れない俳優だ。

口数は少ないが、都成の恋愛を応援する姿や静かに存在感を示す姿に視聴者からは「萩原くん最高」「めっちゃ見たことある」「演技うま」など注目が集まっている。

筆跡の特徴から“シマセゲラ”を特定?

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(C)此元和津也/「シナントロープ」製作委員会

睦美(森田想)は折田(染谷将太)に向かって、シナントロープの中に“シマセゲラ”がいると推理する。脅迫状の筆跡から、濁点が全て「ハ」の字になる癖があると指摘し、それはシナントロープ内のメニュー表の文字と一致すると言う。それを聞き、折田は「シマセゲラの方を殺しておけば良かったな」と泣き笑いを浮かべるのだった。

次回予告で、志沢が見つけた“探さないでください 都成”という置き手紙は、濁点が「ハ」の字になっていた。つまり、シマセゲラは都成なのか?そうすると、子供の頃に水町を救ったのは都成ということになる。しかし都成は、水町が子供の頃監禁されていたという告白を、驚きの表情を浮かべて聞いていた。あれは演技だったのだろうか。

少しずつ真相に近づいているものの、散りばめられた伏線が様々な考察を呼んでいる本ドラマ。後半に突入する第6話からも目が離せない。


テレビ東京系 ドラマプレミア23『シナントロープ』月曜よる11時06分〜