「実はレベル高い」「竹内涼真に負けてない」今期、話題の作品“もう1人の主演”に集まる注目【火曜ドラマ】

夏帆と竹内涼真がダブル主演のTBS系 火曜ドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』（毎週火曜よる10時）の第4話が10月28日に放送された。元カノの鮎美（夏帆）から「すごく好きな彼氏ができた」と伝えられ、なすすべなしの勝男（竹内涼真）。そんな勝男が、鮎美の今カレ・ミナト（青木柚）の話を耳にし…。徐々にマイペースなミナトに不安になっていく鮎美と、そんな彼女を心配する勝男が描かれ、視聴者の心をざわつかせた。

※【ご注意下さい】本記事はネタバレを含みます。

ミナトは“大量消費型恋愛体質”？

太平（楽駆）のバーで、渚（サーヤ）がミナトについて噂をしており、たまたま耳にした勝男。その場に居合わせたミナトの“元カノたち”の話によると、彼はすぐに付きあってはすぐに別れる“大量消費型恋愛体質”のよう。

そんなタイプとは知らずに、鮎美はミナトと同棲を始める。料理を作って家で待つ鮎美は、徐々にミナトへの違和感と不安がふくらんでいく。そんななか、ミナトが女性といるところを目撃してしまう。

SNSでは「めちゃくちゃ相性悪そう」「単純に愛情表現が合わない」「悶々とするよね」と、ミナトと鮎美の相性を気にする声が多く上がっていた。

一途に鮎美を思う勝男に視聴者感動

休日出勤した勝男と後輩のあみな（杏花）が、たまたま立ち寄った酒屋。そこは、ミナトのお店で2人は出会ってしまう。勝男は、ミナトに鮎美の“取扱い説明書”とも言えるようなお願いをし、「鮎美のこと、任せた」と伝えた。SNSでは、勝男に対し「一途なんだよね」「グッときちゃった」と視聴者から感動の声が上がっていた。

一方、それを聞いたミナトは「鮎ちゃんは誰かに任せなくても大丈夫。だって強いですから。僕らよりずっと」とあまりにも自然に返答。気を遣って「先輩、カンパイ」というテキーラをすすめるあみなに「これ、俺が負けって意味のカンパイ（完敗）じゃないよね」というやりとりが、視聴者の笑いを誘っていた。

異なる人を思う“オムライス”シーンに視聴者が涙

第4話では、勝男が鮎美の作ってくれたオムライスの写真を見つけて、調理をするシーンも描かれた。

鮎美のオムライスが食べたいと思いながら自分で作る勝男と、時同じくしてミナトに食べてもらいたいと思ってオムライスを作る鮎美の描写が切なく、視聴者からも「つらすぎ」「絶妙な辛さよ…」と悲痛な声があふれた。勝男と一緒に撮った写真ではあまり笑っていなかった鮎美。だが、回想シーンでは、勝男にうれしそうにオムライスを作りケチャップで“かつおさん”と書くなど、2人のやりとりがとても愛らしかった。

鮎美に対して“強い”と言っていたミナト。しかし、自分らしさを考えはじめるも、ミナトのことを思って日に日に不安になっていく鮎美は、本当に強いのだろうか…。SNSでは鮎美に対し「思ってるより強くないと思う」「幸せなのか疑問」とさまざまな声が上がっていた。

本作では、竹内涼真の“ハマり役”について大きな注目を集めている。しかし、もう1人の主演である夏帆の繊細な演技に対しても「実はレベル高い」「いい子ちゃんから抜け出す微妙なキャラ、難役だよね」「竹内涼真に負けてない」とひそかに、注目度が上がっていた。勝男に対する視聴者の応援の声があふれるなか、献身的にミナトに尽くす鮎美の心に変化は訪れるのか……？ 次回もお見逃しなく。

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TBS系 火曜ドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』毎週火曜よる10時

ライター：小松加奈
ライター／編集者。音楽・映画・ドラマ・アニメなどのエンタメ系を中心にインタビュー／レビュー／コラム記事などを手掛ける。