トム・ホランド、新作『スパイダーマン：ブランド・ニュー・デイ』撮影中に脳震とうで搬送

トム・ホランドが9月19日（以下、現地時間）、最新作『スパイダーマン：ブランド・ニュー・デイ』の撮影中に軽度の脳震とうで緊急搬送された。イングランド南東部、ワトフォードにあるリーブスデン・スタジオでスタント中に転落事故に遭い、頭部を強打したと『Daily Mail』が報じている。『The Hollywood Reporter』によると、トムは回復のために数日間撮影を休み、製作を担当するソニーは9月22日に会議を開き、製作の進め方を決定する予定だという。

2026年夏に日本公開を予定している『スパイダーマン：ブランド・ニュー・デイ』は、7月末からスコットランド・グラスゴーで撮影を開始。MJ役のゼンデイヤとネッド役のジェイコブ・バタロンも続投し、セイディー・シンクが新たなキャストとして加わる。また、マーク・ラファロがハルク／ブルース・バナー役で、ジョン・バーンサルがパニッシャー役で出演し、『スパイダーマン：ホームカミング』でスコーピオン／マック・ガーガン役を演じたマイケル・マンドが復帰を果たす。

なお、トムは7月に『Flip Your Wig』のインタビューで、最新作の撮影について次のように明かしていた。「スパイダーマンを演じるのは昔からの友人とつるむようなもので、前作はコロナの影響でできることが制限されてしまったと思う。僕たちは全編セットで撮影したんだ。今回は昔ながらの映画製作に立ち返って、実際のロケ地で撮影する。それがグラスゴーで撮影を始める理由。グラスゴーの街を大規模なセットのように使う予定だ」

Text: Tae Terai

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