1. トップ
  2. 恋愛
  3. キラキラネームでも…?「自分の名前、愛してる?」自分の名前への“愛着度”は?

キラキラネームでも…?「自分の名前、愛してる?」自分の名前への“愛着度”は?

  • 2025.9.19

自分の名前に愛着がありますか?

自分の名前に愛着がありますか?
自分の名前に愛着がありますか?

マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティングが実施した「名前に関する調査(2025年)」によると、自分の名前に愛着を感じている人は63.2%に上ることが分かりました。また、夫婦別姓についても賛成派と許容派を合わせると半数以上がポジティブな姿勢を示しており、名前に対する意識の変化が浮き彫りになりました。

自分の名前への愛着は6割以上 親への感謝が最多理由

今回の調査では、全国20歳~69歳の男女1100人を対象に、名前への意識について聞きました。自分の名前に愛着を感じるかという質問に対し、「とても愛着を感じる」と答えた人が24.7%、「やや愛着を感じる」が38.5%で、合計63.2%の人が自分の名前に愛着を持っていることが明らかになりました。

愛着を感じる理由として最も多かったのは「親が名付けたから」で126件でした。「父親が生まれる前から真剣に考えて付けてくれた名前だから」(女性60代)、「両親が想いを込めてつけてくれた名前であり、その込められた想いが自分もそうありたいと思えるものだと年々強く思えるから」(女性40代)など、親への感謝の気持ちが込められた回答が目立ちました。

次に多かったのは「名前の由来・エピソードがあるから」(81件)で、「両親が、漢字の意味に幸せになれるからと言うのがあり、名付けたと聞いたから」(女性60代)といった回答がありました。「珍しい名前だから」(51件)も理由として挙がり、「とても珍しい名前で、今まで同じ名前の人に出会ったことがないので特別感があって愛着を持っている」(女性20代)という声も聞かれました。

個性的な名前にはネガティブなイメージが強い傾向

一方で、名前や名付けに対する意識について聞いた質問では、興味深い結果が得られました。「当て字や、初見では読めない名前が増えたように思う」と答えた人が25.7%、「キラキラネームの子供が増えたように思う」が23.4%と、現在の名前の傾向について懸念を示す声が多く聞かれました。

さらに「個性的な名前は、いじめやからかいの原因になりかねないと思う」と回答した人は20.5%に上りましたが、「個性的な名前は、その人の強みやアイデンティティになると思う」と答えた人はわずか6.9%にとどまりました。年代が上がるほどこの傾向は顕著で、個性的な名前に対しネガティブなイメージを持つ人が多いことが分かります。

夫婦別姓には半数以上がポジティブ 女性により顕著

夫婦別姓に対する意識についても調査が行われました。「自分も含めて誰でも、別姓を選べるようにすべきだと思う」という賛成派は19.5%、「自分は同姓を選ぶが、希望する人には別姓を認めてもよいと思う」という許容派は30.8%で、合計50.3%の人が夫婦別姓に対してポジティブな姿勢を示しました。

性別で見ると、女性の方により顕著な傾向が見られました。女性では賛成派が23.1%、許容派が31.8%で合計54.9%がポジティブな姿勢を示したのに対し、男性では賛成派が16.0%、許容派が29.8%で合計45.8%となりました。

反対に「夫婦は必ず同じ姓にすべきだと思う」という反対派は全体で13.1%にとどまり、夫婦別姓に対する社会の意識が変化していることがうかがえます。

(LASISA編集部)

元記事で読む
の記事をもっとみる