ゼンデイヤがメゾン マルジェラの「タビ」を履き続ける理由──35年以上も愛される不朽のアイコンシューズ新作4選

初秋コーデの足もとを格上げしてくれる「タビ」 ローファー

猛暑は続くが、秋はすぐそこまで来ている。今すぐにファーやニットを纏うことは現実的ではないからこそ、まずは足もとから秋冬仕様にアップデートしたいところ。

そこで参考にしたいのが、ゼンデイヤの着こなし。8月上旬、スコットランド・グラスゴーで『スパイダーマン』シリーズ最新作の撮影に入った婚約者のトム・ホランドに同行したゼンデイヤは、メゾン マルジェラ（MAISON MARGIELA）の「タビ」ローファーを着用していた。きちんと感が漂うクラシカルなペニーローファーにメゾン独自のツイストを効かせた1足は、まさに唯一無二のアイコンシューズ。バターイエローのニット＆シャツにインディゴデニムというトレンドキーワードを盛り込んだスタイルのアクセントとして存在感を発揮していた。

程よい甘さが漂う「バレリーナ」も今季の注目アイテム

ゼンデイヤはバレエタイプを愛用する姿もキャッチされている。バレエシューズといえば、2025年秋冬シーズンに最重要トレンドにランクインした1足。ストリートでは、バレエシューズの派生系とも言えるバレエスニーカーも一世を風靡するほど、高い支持率を誇っている。

「タビ」バレエは、長時間歩いても疲れにくい上に、シンプルなドレスもパンツルックも、これ1足で旬な足もとに見せてくれる頼もしいワードローブだ。

「タビ」は1989年春夏コレクションで誕生

メゾン マルジェラの「タビ」が誕生したのは、今から35年以上も前に遡る。1989年春夏コレクションで初披露されて以降、長年にわたって世界中の人々を虜にしてきたスーパーロングセラーアイテム。ネーミングやデザインは、日本の“足袋”が着想源となっているが、レースアップやローファー、バレエシューズなど、種類が豊富で、毎シーズン異なる素材のアイテムが登場しており、着用する人の個性に寄り添うデザインが決して色褪せない最大の理由だ。

スタイルを選ばないショート＆ロングブーツもおすすめ

「より長く愛用できるエフォートレスなデザインを」という人には、オーセンティックなサイドゴアブーツタイプをおすすめ。ワイドパンツやデニムと相性がよく、足をすっきりと見せてくれること間違いなし。

また、今季トレンドのレースやランジェリールックを程よく辛口に仕上げてくれそうなロングブーツもヘビロテ確実。

ストリートの着こなしも参考に

変化球ジャケットとミニスカートに抜け感をプラスする「タビ」バレエシューズ。フラットでも美脚を演出してくれる。

カジュアルなデニムを瞬時に格上げしたい時は、定番人気のブーツタイプが正解。

愛くるしいチェック柄のミニスカートを主役にしたスクールガール風コーデとも好相性。

問い合わせ先／マルジェラ ジャパン クライアントサービス 0120-934-779

maisonmargiela.com

Photos: Courtesy of MAISON MARGIELA, Getty Images