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6割のZ世代が脱力する“上司のNGワード”とは?若手離職を加速させる衝撃の真実

  • 2025.9.9

Z世代のやる気を削ぐ最大のNGワード

Z世代のやる気を削ぐ最大のNGワードが判明
Z世代のやる気を削ぐ最大のNGワードが判明

ペンマークとアルバトロスが実施したZ世代と上司のコミュニケーション調査で、驚くべき結果が明らかになりました。上司から言われてモチベーションが低下する言葉の第1位は「前にも言ったよね?」で、なんと約6割のZ世代が意欲を失うと回答したのです。

約6割が脱力する「前にも言ったよね?」

全国のZ世代の若手社会人316名を対象とした調査では、上司の何気ない一言が若手社員のやる気を大きく左右している実態が浮き彫りになりました。

最も多くのZ世代がモチベーション低下を感じる言葉は「前にも言ったよね?」で59.5%が該当。続いて「(理由を説明せず)いいからやって」が53.8%、「普通はこうだよね?」「常識でしょ?」が49.1%という結果でした。

これらの言葉に共通するのは、説明不足や一方的な指示、そして比較や決めつけの要素です。Z世代は論理的な説明や納得感を求める傾向が強く、背景にある意図や目的を理解することで主体的に業務に取り組む特徴があります。

意外にもプレッシャーとなる「期待しているよ」

注目すべきは、一見ポジティブに聞こえる「期待しているよ」という言葉も、約4割のZ世代にとって過度なプレッシャーとして受け止められている点です。これは、Z世代が完璧主義の傾向を持っていたり、失敗を恐れる心理が背景にあることを示唆しています。

調査を実施したペンマークは、Z世代が上司からのコミュニケーションに対して非常にデリケートな感受性を持っていると分析。特に経験の浅い若手社員は、一度で完璧に仕事をこなすことよりも、試行錯誤しながら学び、成長していく過程を重視する傾向があるため、過去の失敗を指摘するような言葉は学習意欲や挑戦する心を大きく阻害してしまうと説明しています。

世代間ギャップが生む深刻な影響

こうした課題の根源にあるのは、上司側の「言ったつもり」「伝わったはず」という認識と、Z世代側の「伝えられていない」「理解できない」という認識のズレ、いわゆる「コミュニケーションギャップ」です。

このギャップが放置されると、Z世代の早期離職やエンゲージメントの低下につながり、企業の生産性にも悪影響を及ぼしかねません。実際に、退職代行サービス「退職代行モームリ」を運営するアルバトロスは累計3万件以上の実績を持っており、若手社員の離職が深刻な社会問題となっていることがうかがえます。

(LASISA編集部)

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