あなたは抵抗ある！？「業者を家に入れたくない症候群」とは？その心理と対応策

わかってはいるけど…業者を自宅に入れるのが苦手

自宅設備の修理やチェックを、業者に依頼する機会はしばしばあります。ところがなかには、必要なことだと理解しつつも“業者を自宅に入れる”という行為が苦手だという人は少なくありません。

なぜ苦手？主な理由を紹介

業者を自宅へ招くことが苦手な理由としてまず挙がるのが、「自宅の中を見られたくないから」という意見です。リビングや寝室はもちろん、洗面台やキッチンに至るまで、“生活空間”を覗かれることに抵抗を感じるよう。

特に「自分のテリトリーに侵入してほしくない。業者に限らず他人を家に招き入れるのが苦痛」だと感じる人は、点検作業などもつい先延ばしにしてしまうそう。

さらには「業者が作業している最中にどう過ごせばいいのかわからなくて気まずくなる」といった声も。業者を家に入れること自体が苦手なだけでなく、作業が終わるまでの間の過ごし方を想像するだけでおっくうになってしまうようです。

また、防犯面への不安から業者を呼べないという人もいます。「ひとり暮らしだからどうしても怖い」「このご時世だからいろいろと警戒してしまう」「もちろん疑いたくないけど、ずっと気が抜けないから疲れる……」などの意見が見られました。なかには実際に嫌な思いをした経験から、より苦手意識が強くなってしまったケースもあります。

なお他人を自宅に招くこと自体には抵抗がないけれど、「事前に片付けや掃除するのが面倒」だから、業者が出入りするシチュエーションを苦手に感じるという人もいました。

みんなはどうしてる？苦手なときの乗り切り方

ちなみに苦手意識がありつつも、業者を家に入れないといけないときの対応として多いのは、「夫だけが立ち会って自分は別部屋に籠ってる」「家族が在宅してるときに来てもらって、私は犬の散歩に行っちゃう」など。

どうしてもひとりで対応しなければならない場合は、「誰かと電話を繋いでおく」「見守りカメラで家族にもモニタリングしてもらう」といった工夫をして乗り切ることもあるようです。

無理せず自分に合った対処法を

「仕事で来てくれている」「こちらからお願いしている」とわかっていても、業者を自宅に入れることへの苦手意識はすぐに克服できるものでもないでしょう。ときには周囲へ協力をお願いしながら、自分に合った対処法を見つけられるとよいかもしれませんね。

（LASISA編集部）