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部屋にグッズが大量…《“推し活”最大の悩み》とは? たまっていくグッズの収納はどうしている?

  • 2025.9.9

“推し活”最大の悩み

“推し活”最大の悩み
“推し活”最大の悩み

推し活を楽しむ人の間で、グッズの管理や保管に関する悩みが深刻化していることが分かりました。「サマリー」と「ソルトワークス」が共同で実施した「推し活に関するアンケート」の調査結果を参照して“みんなの推し活事情”に迫ります。

調査は2025年7月1日〜15日、国内在住の10代~70代男女502人を対象にしたものです。調査によると、グッズを手放せないと感じる人の約7割が推し活に疲れを感じており、収納スペース不足が最大の課題として浮き彫りになっています。そして、推し活の対象となるジャンルは多様化が進んでいます。「アイドル・歌手」が54.4%で過半数を占める一方、「アニメ・漫画・ゲーム」が16.1%、「配信者・VTuber(ブイチューバー)」が9.2%と、従来の枠を超えた幅広いジャンルで推し活が楽しまれています。

活動歴については「1~3年」が34.1%で最多ですが、「11年以上」続けるベテラン層も約22%存在し、長期にわたって推し活を継続する人も少なくないことが判明しました。

「グッズやコンテンツを買いすぎてしまった」と感じる経験について尋ねたところ、「時々ある」「わりとある」と回答した人は全体の57.1%に上りました。特に注目すべきは、買いすぎの自覚が強い人ほど保管面での悩みが深刻化していることです。「わりとある」と回答した人の70.1%が収納スペース不足を訴えており、これは「まったくない」と答えた層の20.0%の約3.5倍に達しています。

グッズの保管場所については、「専用の棚・ケースで保管している」が49.2%で最多となり、推しグッズをインテリアとして飾ったり、コレクションとして整理・鑑賞しながら楽しむ様子がうかがえます。一方で「家のあちこちに分散して収納している」が39.6%、「クローゼットにまとめている」が25.5%と、グッズの増加に伴い複数の収納場所を確保せざるを得ない実態も明らかになりました。

推し活の継続において、「以前より推し活が負担に感じる」と回答した人は31.9%に上り、およそ3人に1人が”推し活疲れ”を自覚していることが分かりました。

具体的な悩みとしては「金銭的負担」が最も多く71.3%を占めており、推しへの思いの強さが出費増加につながりやすい状況が見て取れます。続いて「情報量が多すぎて追いきれない」が38.1%、「イベント参加や遠征による疲れ」が31.3%となっており、情報過多や移動負担に加え、「ファン同士の人間関係」や「グッズ管理の煩雑さ」といった多角的なストレス要因が存在していることが明らかになりました。

推しグッズの管理・整理について最も多かった悩みは「保管スペースが足りない」で42.6%を占めました。続いて「手放すタイミングがわからない」が31.3%、「どこに何をしまったかわからなくなる」が28.3%となっています。

興味深いのは、グッズを「捨てられない・手放せない」と感じる人ほど、推し活そのものに疲れやストレスを感じやすい傾向があることです。グッズを手放せないと「よくある」または「時々ある」感じている人のうち、約7割が「以前より推し活が負担に感じる」と回答しました。

さらに、グッズへの愛着が強い人ほど、手放した際の後悔も大きくなることが判明しています。グッズを「手放せない」と”とても感じる”人では86.0%が手放し後に「後悔をよく感じる」と回答し、愛着の強さと後悔の深さが比例する傾向が浮き彫りとなりました。

(LASISA編集部)

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