「眺望どこ？」標高2500mの過酷な休日登山で…。→ 登山後の“妻との電話”で放った「ひと言」

一軒家を手放し日本全国で車中泊生活を送るアラフォー夫婦・なべおさんとなべちゃんさん。車中泊の日常や仕事の様子をYouTubeチャンネル『車中泊なべひとつ』で紹介しています。

今回は同チャンネルにアップされている数多くの人気動画の中から『【標高2500mの暮らし】富山県／秋の立山アルペンルートで働きながら紅葉を楽しむ僕の休日』という動画を紹介します。この動画では、紅葉シーズンの立山アルペンルートで、秋のリゾートバイト生活をしながら暮らす配信者さんの、ある休日の過ごし方が紹介されています。

富山県の標高2500mの場所で、いったいどのような休日を送ったのでしょうか？

山で過ごす贅沢な休日1日目

現在、大好きな山で暮らしている配信者さん。富山県で2カ月間リゾートバイトをしています。

 

これから山登りの予定が、あいにく天気が悪くなり翌日も雨予報で、がっかり…。しかし、なかなか休みも取れないため、予定通り準備を進めることにします。

こうして、いよいよ登山スタートです。やはり天気は悪く、キャンプ場に向かう道中も「雨が降りそう」と思わず口に出してしまいます。

それでも、この日は金曜日ということもあり、すでに多くの人がキャンプ場に集まっているのが見えてきます。

坂を下り、配信者さんもついにキャンプ場に到着。まずは荷物を出し、テントを張っていきます。以前の1回目、2回目のキャンプでは全く寝られなかったため、この日はきちんとキャンプ道具を持参して備えています。

手際よくテントの設営を始めます。普段はテントなしで野宿をしているそうですが、この日は車からテントを持ってきて、屋根がある安心感に「すごい」と声を上げます。

周りの山々はとても美しく、配信者さんもその景色を眺めながら「絶景」と感想を漏らしています。

テントが無事設置できた後は、食事作りに取りかかります。この日のメインディッシュは「富山ブラック」というラーメン。

食事を準備しながら、配信者さんはこのリゾートバイトを振り返ります。残りはあと20日ほどのバイトですが、休みの日の過ごし方がとても楽しく、バイト自体も満喫している様子です。

ラーメンの後はビールを飲んで就寝の準備。屋根もあり、電気もある環境に「寝られる気しかしない」と安心感を口にし、19時前という早い時間ながらこの日は眠りにつきます。

悪天候でも挑戦、登山2日目

そして迎えた2日目。4時半に起床し、「昨日はよく寝られた」と満足げです。

小雨が降っていますが、朝食にコーヒーを飲んでから着替え、準備を済ませ、いよいよ山歩きが始まります。

まだ辺りは真っ暗で、ライトは必須。さらに雨で滑りやすいため、足元に注意しながら進みます。この道は以前通ったことがあるため、記憶も頼りにしつつ進みます。岩に書かれたマークや矢印を手掛かりに歩きますが、「一回来てなかったら迷う」と、登山の難しさも語っています。

目標は午前中のうちにテントを撤収して帰ること。しかし、「うまくいくでしょうか？」と自信たっぷりとはいかない様子が伝わってきます。

この日は天気が良くないため「天気が良ければ気持ち良かったはず」と残念そうな気持ちも漏らします。さらに、以前泊まりに来たときにはクマが出たこともあり、「少々怖い」とも語り、緊張感も感じられます。

だんだん日が昇ってきたものの、やはり何も見えない状態。眺望を見ても「まぁまぁ」とイマイチな感想で、やはり天気の影響が大きいようです。

それでも、さらに上を目指して登ります。

しかし、天気が悪い日だからこそ現れた雷鳥との出会いもありました。とても近くで見ることができ、思わず「素敵」と嬉しそうに声を上げます。

途中、突然の強風に襲われます。配信者さんの服も強風になびき、「強風で何も聞こえない」というほどの勢いです。

強風の中、なんとか2,861mの「真砂岳」まで到着。

さらに登り続けますが、強風は止まず、進むのも会話するのも困難な様子が伝わってきます。「眺望どこ？」と思わず口に出してしまいます。

苦労の末、ようやく「別山」にたどり着きます。息が上がって少し休んだ後、下山を始めます。

稜線を抜けると風が収まり、歩きやすくなったと語ります。足取りも軽く下山し、無事キャンプ場まで到着しました。

「生きて帰ってこれた」と安堵し、登山の厳しさや大変さを改めて実感させられます。

奥様との電話で休日の振り返り

無事に帰ってきたその日の夜は、奥様と電話をしながらこの休日を振り返ります。

奥様は、登山をして過ごした配信者さんに対して「紅葉も綺麗だったんじゃない」と話題を振りますが、今回の悪天候のため、「景色を楽しむとかじゃない、義務感で登っただけ」と返します。

冗談を交えながら何気ない会話を楽しむ夫婦のやり取りからは、聞いているだけで仲睦まじさが伝わってきます。もうすぐ来るという合流の日に向けて、「どこに行こう」「会える日まで仲良く元気にやっていこうね」と、再会の日を楽しみにしている様子も伺えます。

挑戦する姿勢も体力も圧巻！

こちらの投稿には、さまざまなコメントが寄せられていました。

こんばんは
なべおさん、たくましいですね
2500メートルってかなりキツイですよ。特にクマには気をつけてくださいね！ 次回も楽しみにしています

なべおさん、山登り凄いですね！
体力、精神力共に。お互いに好きな場所で思う存分楽しみ別居。
そして合流、ほんと充実した日々を楽しむ素晴らしい生き方。
とても羨ましいです

こんばんはー。なべおさんは富山でリゾバでしたかー。
山登りできる体力うらやましいです
お互い好きな場所で過ごせて素敵ですね
お二人とも楽しんで頑張ってください

お疲れ様です。これからの動画楽しみにします。立山は残雪期が最高です。来シーズンに是非！

お疲れ様です。なべおさん、良い時期の立山のバイトでしたね！！
登山、天候すごいですね。雷鳥あんなに近くで見れてすごいですね！

すごい絶景ですね！赤く染まった山動画で見ても感動なので実際はもっとすごいんですよね。いつか行ってみたい憧れの場所です。天候が悪くて強風で危ない中動画を撮ってアップしていただいてありがとうございます！

配信者さんの過酷な条件下での山登りへの挑戦する姿勢には、賞賛やねぎらいの言葉が寄せられました。また、ご夫婦がお互いに好きな場所で好きなように生活しつつも、仲良く毎日を満喫する生き方には、絶賛や羨ましいという声も集まっていました。

悪天候のため本来の絶景は見ることができませんでしたが、それでも配信者さんの山登りへの情熱や工夫、そして悪天候という危険と隣り合わせの状況での撮影から伝わってくる真摯な姿勢が印象的でした。見ているこちらも思わず応援したくなるような、挑戦心あふれる一日を感じられる動画でしたね。

動画：【標高2500mの暮らし】富山県／秋の立山アルペンルートで働きながら紅葉を楽しむ僕の休日
協力：車中泊なべひとつ

※本記事は動画の権利者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています

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