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【60代エンタメ】二宮和也主演『8番出口』は少しの“異変”も見落とせない地下通路からの脱出劇

  • 2025.8.28

世界的ブームを巻き起こした“異変”探しのシュミレーターゲームをもとに、二宮和也さん主演で実写化した映画『8番出口』。8月29日(金)より全国公開されます。
 
「8番出口」を目指す主人公が地下通路に閉じ込められ、なかなか出口にたどり着けない無限ループに陥るサスペンス。『怪物』(2023)、『君の名は。』(2016)などの製作を手掛けたヒットメイカー、川村元気さんが監督・脚本を担当し、第78回カンヌ国際映画祭での上映も話題になりました。95分間のサバイバル体験とは? 見どころを紹介します。

ストーリー

白い地下通路を歩いていく「ある男」(二宮和也)。天井には【出口8】の看板。しかしいつまでも出口に辿り着くことができない。何度もすれ違う「歩く男」(河内大和)に違和感を感じ、やがて自分が同じ通路を繰り返し歩いていることに気づく。そして壁に掲示されている、謎めいた【ご案内】を見つける。
 
通路のどこかに【異変】があれば引き返し、なければそのまま前に進む。正しければ【8番出口】に近づき、見落とすと【0番出口】に戻る。次々と現れる不可解な異変を見つけ、絶望的にループする無限回廊から抜け出すことができるのか?

【見どころ1】“異変”を見落とすな!

主人公が地下通路から出られず、何かおかしいと気づいた頃、奇妙な【ご案内 Information】を見つけます。一見、よく見かける看板のようなのですが、その内容が問題。
 
・異変を見逃さないこと
・異変を見つけたら、すぐに引き返すこと
・異変が見つからなかったら、引き返さないこと
・8番出口から外に出ること
 
つまり、このルールを守らないと、無限ループから抜け出すことができないということ。いつの間にか観客も“異変探し”に夢中になってしまいます。

【見どころ2】“主人公の変化”を見逃すな!

「ある女」役の小松菜奈さん。ミステリアスな雰囲気ですが…

「ゲームの映画化って、ストーリー性はどんな感じだろう?」
「脱出できれば成功なの?」
 
特にゲームになじみのない世代だと、そのあたりが心配になりますよね。でもご安心ください。とてもよく練られた脚本で、同じ通路を何度も歩きながら異変を探し続けるうちに、主人公「ある男」にも少しずつ変化や成長が見られます。95分間で人間ドラマの部分も盛り込まれており、映画ならではの展開や二宮和也さんの演技力に唸らされます。

【見どころ3】どのくらい怖いの?

「歩く男」役の河内大和さん。ドラマ『VIVANT』の登場シーンに負けないインパクト!

映画のジャンルとしてはホラーと分類されることもあるため、どのくらい怖いのかが気になりますよね。個人的には、ホラー的な怖さよりは、サスペンスやサバイバルの要素の方が強いと感じました。次はどんな“異変”がくるんだろう、もしくはこないのか?といったドキドキや驚きはありますが、ホラーが苦手な筆者でも、目を閉じることなく最後まで観ることができました。あまりネタバレできないので、このくらいで……。スリリングで独創的な劇場体験を楽しんでください。

作品情報

『8番出口』
8月29日(金)全国公開
 
出演:二宮和也、河内大和、浅沼成、花瀬琴音、小松菜奈
監督:川村元気
脚本:平瀬健太朗、川村元気
原作:KOTAKE CREATE「8番出口」
 
配給:東宝
©2025 映画「8番出口」製作委員会
 
https://exit8-movie.toho.co.jp/

この記事を書いた人 富田夏子

エンタメ&フード分野が得意なライター歴20年の経験を活かし、「映画ごはん研究家」として “映画とごはんをつなぐメディア”をSNS上で運営。映画と食に関連する情報や体験をシェアしている。 雑誌やWEBへの映画レビュー連載歴は13年で、俳優や映画監督のインタビューを多数手がける。料理取材の試食は残さず食べる食いしん坊。

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