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【大阪・関西万博】シンプルなのに記憶に刻まれる「ハンガリー」パビリオンの展示がすごかった!美しい生歌が響き渡る本物の感動を体験せよ!

  • 2025.8.23

映像演出は一切なし!生歌一本で魅せるハンガリー・パビリオン

圧倒的な歌唱力で来場者を魅了する、ハンガリーパビリオンのパフォーマンス。まさに一期一会の“生きた展示”です。
圧倒的な歌唱力で来場者を魅了する、ハンガリーパビリオンのパフォーマンス。まさに一期一会の“生きた展示”です。

大阪・関西万博(以下、万博)の数あるパビリオン展示の中でも、バーチャルな映像演出などを一切用いず、生歌のライブパフォーマンスで注目を集めているのがハンガリー・パビリオンです。

ハンガリー・パビリオンが建っているのは、大屋根リング内側のセービングゾーン。木の葉がひらひらと風に揺られているような建物の雰囲気が印象的で、奥に見える干し草の山のような形をした木造ドームがパビリオンのハイライトとなっているライブパフォーマンスが体験できるシアター空間です。

言葉を超えて心に響く、圧巻のライブパフォーマンス

ハンガリー・パビリオン。木材や自然素材を多用した優しい雰囲気の建物が印象的です。
ハンガリー・パビリオン。木材や自然素材を多用した優しい雰囲気の建物が印象的です。

パビリオンの中へ入るとハンガリーの草原と森林のいい香りが漂い、静かでほの暗い空間に美しいガラスのアート作品が浮かび上がっています。よ~く目を凝らして見ると、さまざまな言語で詩が描かれているんです(日本語もあります!)。

実は後ほど聴くことになるライブパフォーマンスで披露される民謡の歌詞の一部なんだそう。素通りせずに、チェックしてみてくださいね。

最後に通される部屋が最大の見どころであるシアターです。無限の星空が広がったような空間に、白い民族衣装をまとった美しい女性が、スポットライトに照らされ、じっと立っています。一瞬、人形が立っているの!?と驚いたほど。

シアターの中心にハンガリーの伝統衣装をまとった女性がポツンと立っています。
シアターの中心にハンガリーの伝統衣装をまとった女性がポツンと立っています。

そして、来場者全員が着席すると、草原や大河の流れをほうふつとさせる音色と透き通るような歌声が響き渡り、その圧倒的な歌唱力に全身が釘付けになります。

歌詞の意味は分からないのに、最後には一緒に「ラ~ラ~ララ~」と自然に声を重ね合わせ……。言葉を超えて音楽で心が通い合ったような幸福感に包まれます。華美な照明も派手な映像演出もないのに、心の隅々まで沁みわたる生歌の力。素晴らしすぎます!

音楽に国境なし!日本人にも親しみやすいメロディー

ライブパフォーマンスで歌われているのはハンガリーでは誰でも知っている『春の風は、水を満たす』というポピュラーな民謡とのこと。初めて聴くはずなのに、日本の『さくらさくら』に通じる親しみやすい旋律に懐かしさと郷愁を感じました。

シアターを出る頃には、ライブパフォーマンスで繰り返し歌われていたフレーズが頭から離れなくなったほど。ギフトショップに、この歌のメロディーの一節を封じ込めた「音楽葉書」があり、思わず買って帰りました。

なお、パビリオンのライブパフォーマンスは予約なしでも体験可能です。連日行列ができていて筆者も1時間半並びましたが、その甲斐はあった!と感じました。

作家から直接学べる、無料の伝統工芸ワークショップも

藍染めをレクチャーしてくれたゲレンチェール・エニクーさん。先生の作品にも間近で触れることができました。
藍染めをレクチャーしてくれたゲレンチェール・エニクーさん。先生の作品にも間近で触れることができました。

ハンガリー・パビリオン3階では、ハンガリーの伝統工芸のワークショップも開催されています。2週間ごとに内容が変わり、ハンガリーの作家さんから直接レクチャーを受けられます。

トウモロコシの皮細工、カラフルな糸を編んで作るブレスレット、フェルト細工のブローチ、藍染めのブローチなど、多彩なテーマで実施され、リピート参加者も多いそうです。

今後のラインアップはお楽しみとのこと。興味のある人は来場当日にパビリオンのスタッフへワークショップに参加したい旨を伝えてみましょう。毎日先着順で数回開催され、無料で体験できます。

万博でハンガリーが大好きに!

日本(東京)とハンガリー(ブタペスト)は、直線距離で約9000km。地球の約4分の1周に相当するとされる遠く離れた場所にあります。筆者は万博で初めてハンガリーの音楽と工芸、さらに食文化に触れましたが、初めてとは思えない親しみを感じました。ハンガリー人のスタッフの皆さんもフレンドリーで親切。ハンガリーのことが大好きになりました!

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※掲載情報は8月上旬の取材時点のものです。

(野村ゆき)

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