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「治療的里親」に聞く!家族がもっとなかよくなれる子育てアンガーマネジメント

  • 2025.8.22

夏休み、毎日ダラダラ過ごしていたり、時には荒れたり閉じこもったり…。 そんな子どもに我慢の限界!というママやパパのために、親子関係をこじらせないよう、イライラを抑え、子どもを動かすヒントを「怒鳴らない子育て」を実践している里親・土井髙德さんから教えてもらいました。

出典:リビングふくおか・北九州Web

土井髙德さん 里親ホーム「土井ホーム」(北九州市)代表。医師や臨床心理士など専門家と連携し、国内では唯一の「治療的里親」として処遇困難な子どもと親のケアに取り組んでいる。

「怒鳴り親チェック」

□ 子どもの不機嫌な顔や声だけで気分が悪くなる □ 子どもの言動にカチンとくる □ 子どもの反発につい大人げない反論をしてしまう □ 親を傷つける子どもが許せない □ 親が傷ついた分だけ子どもも傷つくべきだ □ 言うことをきかない子どもに、高ぶった感情を抑えられない □ しつけのためなら、少しくらいは度を過ぎても許される □ 子どもの言動につい怒鳴り声をあげてしまう □ 体罰も、子どもが良くなるのなら許される □ 子どもと激しく対立して衝突してしまう

3つ以上当てはまる項目があると、あなたは立派な「怒鳴り親」です。 土井さんの著書『怒鳴り親 止まらない怒りの原因としずめ方』(小学館新書)より

出典:リビングふくおか・北九州Web

子育てアンガーマネジメント3ステップ

1.「衝動」のコントロール~6秒間、衝動をガマンする~

まだ怒りが収まらない場合は、子どもの年齢×1分を基準として、「タイムアウトしよう。〇分後に戻ってくるからここにいなさい」と子どもに告げて、その場を離れましょう。

2.「思考」のコントロール~許容範囲を分ける~

怒りを感じた言動が「許せる」ことか「許せない」ことか、自分の許容範囲を客観的に決めておきます。こうした怒りの感情をつぼの中の水と考えるなら、「もう」半分しかないか、「まだ」半分もあるか、同じ水の量でも見方次第で感情は変わってきます。

3.「行動」のコントロール~関与の是非を決める~

自分が関わるものと関わらないものとを決めます。自身と子どもの境界線 を知り、子どもの境界線を尊重することで、多くのトラブルと、トラブルを引き 起こす怒りから解放されます。迷ったら、あなたがそれに関わることが自分 や周りの人にとって幸せかどうかを考えてみましょう。

叱る時にも工夫+ほめ言葉を

怒鳴る子育てに、メリットはありません。 私は子どもと向き合う時は、声を荒げるのではなく、目を見ながら「~するな」ではなく「~しようね」と肯定的なメッセージで伝え、注意は基本的に3分以内、長くても5分。「最後まで良く聞けたね」などと、必ずほめて終わります。 また、普段から子どもの良い部分を探す習慣をつけて、できて当たり前と思うこともほめるようにしてみてください。小さなことを繰り返しほめることによって、子どもの行動や生活態度も少しずつですが確実に変わり始めます。

出典:リビングふくおか・北九州Web

土井さんからのメッセージ

親子関係にも四季があります。穏やかな風を感じる時も、真夏を思わせる時もあります。思春期を迎え、イライラを募らせて、つい怒鳴った、経験を持った親も少なくないのでは。 叱り方にも工夫があります。親自身のセルフコントロールが基本です。子どもは親の鏡なんです。

「リビングふくおか」「リビング北九州」2025年8月23日号掲載

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