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「ザマアミロ」妻が放った、静かなる復讐の炎|同僚女性3人と同時不倫してた夫

  • 2025.8.19

タケシさん(仮名・37歳)との話し合いを終え、再構築を選択したミカさん(仮名・35歳)。その場ではタケシさんの深い反省の言葉に、ミカさんの心も少し和らいだ。しかし、この日の話し合いは、あくまで不倫の事実が明らかになった最初の一歩に過ぎなかった。ミカさんは、タケシさんのスマートフォンに残されていたやりとりをさらに深掘りしていくと、驚くべき事実が次々と明らかになっていく。『同僚女性3人と同時不倫してた夫』第3話。

スマホに残されたトーク履歴から、不倫が発覚したタケシさん。しかし、そのときにタケシさんが自ら白状した不貞行為は、氷山の一角でしかなかった。

穏やかな話し合いの裏に潜む衝撃

ママリ

タケシさんのトーク履歴を遡るにつれて、不倫相手・サヤカさんと夫の関係はミカさんが想像していたよりもはるかに深く、そして複数回にわたるものであったことが判明した。

その内容はあまりにも生々しく、ミカさんは「キモすぎました」と、当時の衝撃を語る。タケシさんの罪悪感の裏で、ミカさんの心は再び深く傷つけられていった。

複数人いた不倫相手たち

ママリ

さらにミカさんの心を削ったのは、LINEのやり取りから、不倫相手はタケシさんと同じ部署で働くサヤカさん(仮名・28歳)だけではなかったことが判明したこと。ミカさんが知っている女性以外にも、別の複数の女性2人との親密なやり取りが次々と見つかったのだ。なんとタケシさんは、3人女性と異なる方法で不貞行為を重ねていた。

その事実は、ミカさんを深い絶望の淵に突き落とした。1人ではなく、複数の人間からの裏切りだったのだ。タケシさんには、不貞行為を二度と繰り返さないという内容の誓約書を書かせることを決定。そして、もう一つの怒りの矛先は不倫相手だ。

最初に見つけた不倫相手・サヤカさんとは別の相手・アイコさんも、夫の既婚を知っていたことは確実だった。以前、会社で行われたイベントに家族としてミカさんが参加した際、声を掛けてきたことを覚えている。「ご主人にお世話になっています~」だなんて、今考えれば白々しいにもほどがある。

サヤカさん・アイコさんへの制裁は必須だった。ミカさんは、弁護士への依頼も視野に入れつつ、慰謝料請求に向けて動き出す。ちょうどその頃、アイコさんは韓国へ旅行に出かけていることがわかった。タケシさんのLINEのやりとりから、旅行の予定を把握していたのだ。

アイコさんにも、夫から「不倫がバレた。慰謝料請求されるかもしれない」というメッセージを送らせた。

「最悪の気持ちで旅行を過ごしてね。ザマアミロ」

ミカさんはそう心の中でつぶやいたという。彼女の怒りは、悲しみを通り越し、静かで強い復讐心へと変わっていた。

動き出す水面下の計画

ママリ

ミカさんの計画は、着々と進行していた。まずは、タケシさんに誓約書を書かせること。そして、相手方への慰謝料請求。

3人目の不倫相手・ミソノさんは派遣社員で、夫の会社経由でも連絡先がわからない。しかし、彼女についてはミカさんがピンときた部分がある。以前、夫が「会社の子がずいぶん近くに住んでたんだよ、商店街の弁当屋なんだって」と話していたのを思い出した。そしてLINEのやりとりから、それが彼女だとわかった。そこで、自宅ではなく実家に内容証明郵便を送ることを決意した。

ミカさんはタケシさんにサヤカさん・アイコさんの住所を用意するよう告げ「次やったら必ず上司と親に報告する」と警告した。タケシさんは過呼吸気味になりながら、会社の上司や親への報だけは勘弁してほしいと言い、住所を調べることを約束した。

まだ夫への疑念が晴れないミカさんは、引き続き監視を続けることを決意していた。

あとがき:冷静かつ戦略的に

夫婦間の不倫問題は、当事者だけでなく、時には周囲の人間まで巻き込む複雑な問題へと発展します。不倫相手が複数人いたという事実は、ミカさんの精神的なダメージをさらに深くえぐりました。

しかし、彼女は感情的に怒りをぶつけるのではなく、冷静かつ戦略的に問題解決に取り組んでいます。慰謝料請求を計画し、夫に誓約書を書かせるという行動は、ミカさんが自身の尊厳を守り、心のけじめをつけようとする賢明な選択肢と言えるでしょう。

※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています

著者:ママリ編集部

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