1. トップ
  2. 「大ヒットなのも納得」「期待以上」4年前の日曜劇場から続く“大人気シリーズ”、公開1か月超えてもやまない感動の声

「大ヒットなのも納得」「期待以上」4年前の日曜劇場から続く“大人気シリーズ”、公開1か月超えてもやまない感動の声

  • 2025.9.16

2021年7月期放送の鈴木亮平主演のTBS系ドラマ、日曜劇場『TOKYO MER~走る緊急救命室~』は、連続ドラマ終了後も劇場版、SPドラマなどが放送されるなど人気シリーズに。8月1日から劇場版第2弾『TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション』(以下、『南海ミッション』)が公開、さらに劇場版第3弾の制作も発表されるなど、その勢いは止まらない。今回は大ヒット中の『南海ミッション』のポイントを深掘りする。

舞台は南の島! 海上を進む“南海MER”が新鮮

undefined
鈴木亮平 (C)SANKEI

「何度も見たくなります」「評価されるべき内容。大ヒットなのも納得」「何度も見ようと思える映画に出会える事ができました」と称賛の声が後を絶たない『南海ミッション』。9月7日までの38日間で観客動員数345.9万人、興行収入46億円突破(※興行通信社調べ)し、2023年に公開された劇場版第1作目を上回る大ヒットを記録している。

その『南海ミッション』には、“TOKYO MER”の面々も登場する。“TOKYO MER”は、オペ室を搭載したERカーで事故や災害現場に駆けつけ、「死者を一人も出さないこと」を目指して奮闘する都知事直轄の救命医療チーム。今作では、鈴木演じるチーフドクターの医師の喜多見幸太と、菜々緒演じる看護師長の蔵前夏梅は試験運用中の“南海MER”に出向する。

“南海MER”・看護師の常盤拓(高杉真宙)と知花青空(生見愛瑠)は、「MER」の活躍に憧れ、船舶の資格などを取り、チームメンバーとなった人物。これまでのMERの奮闘が2人の情熱につながっていると思うと胸アツだ。さらに、フェリーで海上を進む風景やピンクのユニフォームも新鮮で、“南海MER”への期待もふくらむ。

そんな“南海MER”だが、のどかな日々が続き、出動要請は皆無。チーフドクター候補・牧志秀実(江口洋介)も対応が慎重で…。そんななか、とある島で大規模な噴火が発生し、79名の島民が島に取り残される事態となり、彼らが全員救助を目指す。

“南海MER”の面々がそれぞれ成長

経験豊富な喜多見が先導を切るも、出動機会がなかった“南海MER”の面々は、危険と隣合わせの状況に困惑。牧志、常盤、知花、女性麻酔科医・武美幸(宮澤エマ)は、緊急事態を前にどう動いていくのか……。彼らの成長や絆も注目ポイントだ。

SNSでは「凄かった」「めちゃくちゃカッコ良かった」「期待以上」と称賛の声が続出。危機的状況の島の描写もあいまって、映画館でこその圧倒的なスケール感で彼らの奮闘を目にすることができるだろう。

喜多見&夏梅だけじゃない! “TOKYO MER”の面々が今作でも奮闘

研修医からセカンドドクターとなった弦巻比奈(中条あやみ)など、連ドラからの“TOKYO MER”メンバーをはじめ、劇場版第1弾に登場した研究医・塩見知宏(ジェシー/SixTONES)も再び姿を見せる。経験豊富な彼らに対し、SNSでは「頼もしさが半端なかった」「成長した比奈先生の姿は胸熱」「塩見くんの成長っぷりやばい」と、その成長ぶりにシリーズのファンから歓喜の声が上がっている。

また、厚生労働省MER推進部統括官・医系技官となった元“TOKYO MER”の音羽尚(賀来賢人)や東京都知事の赤塚梓(石田ゆり子)、東京都危機管理対策室・室長の駒場卓(橋本さとし)といったおなじみの面々も健在で、ファンには嬉しいところだ。

関わる多くの人の心を動かしていく喜多見の懸命な姿、“南海MER”、“TOKYO MER”の成長&奮闘、そして予想だに展開で観客をクギ付けにする本作。公開から1ヵ月以上たっても、「誰かを助けようとするみんながヒーローなんだと、この映画からものすごく伝わりました」「主題歌のback numberも震えた」と感動の声がやまない本作を、ぜひ楽しんでほしい。


ライター:小松加奈
ライター/編集者。音楽・映画・ドラマ・アニメなどのエンタメ系を中心にインタビュー/レビュー/コラム記事などを手掛ける。