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「芳根京子ちゃんに思えてくる」「想像以上」新作映画の予告解禁…すでに“圧倒される声”が続出『君の顔では泣けない』

  • 2025.9.5

原作は、2021年9月に刊行され、瞬く間に注目を集めた君嶋彼方のデビュー作『君の顔では泣けない』。第12回「小説 野性時代 新人賞」を受賞し、発売前から重版が決まるなど、大きな話題となった。実写映画化し、11月14日(金)に全国公開する。
ある日突然、他人と体が入れ替わってしまう……。長きにわたり数々の名作を生んできた“入れ替わりもの”。そこに“15年もの間入れ替わったまま”という唯一無二の仕掛けが加わり、新しい物語が生まれた。

公開された予告とメインビジュアルに、SNSでは「最低でも3回は観に行くと決めています」「想像以上にリアルで心に刺さった」「海人が芳根京子ちゃんに思えてくる」など、本編公開前にも関わらず、すでに2人の演技に圧倒されている声が聞こえている。

突出した存在感を放つふたり

入れ替わるふたり、坂平陸(さかひら りく)と水村まなみを演じるのは、本作で初共演となる芳根京子と髙橋海人。トレンドを賑わせる作品に数多く出演し、若手俳優の中でも突出した存在感を放つ二人が、その感性と演技力、そして人間味を余すことなく注ぎ込み、唯一無二の関係性を体現した。さらに、注目の若手である西川愛莉と武市尚士が高校時代の陸とまなみをみずみずしく演じるほか、中沢元紀、前原滉、林裕太といった話題の俳優陣が、ふたりに深く関わる重要人物を担当。大塚寧々、赤堀雅秋、片岡礼子、山中崇がそれぞれ両親役として物語を支えている。監督は『決戦は日曜日』の坂下雄一郎。リアルと虚構の境界を丁寧に描き、入れ替わったまま大人へと成長していくふたりの姿を切なく鮮やかに映し出した。

胸に秘めた本音が心を締めつける、本予告&メインビジュアル

今回解禁された本予告映像では、芳根演じる陸と、髙橋演じるまなみが入れ替わったまま過ごしてきた15年間が描かれる。物語の始まりは高校1年生の夏。プールに落ちたことをきっかけに体が入れ替わってしまったふたりは、180度変わった日常に翻弄され、友人との会話ひとつにも戸惑いを隠せない。そんな中、“坂平陸”として生きるまなみは流れに任せて初めての彼女を作るなど器用に過ごし、陸はそれにやきもきしながら学生生活を送っていた。そして15年、一度も元に戻ることなく時が経つ。高校時代、陸にプロレス技を仕掛けていた田崎(中沢元紀)との初恋など、二人にしか共有できない秘密を抱えながら、30歳までさまざまな出来事を乗り越えていく。そんなある夏、30歳になったまなみが唐突に問いかける。「もし、元に戻る方法がわかったって言ったら、どうする?」

いつしかその運命を受け入れ、このままの人生を歩むのだと心に決めていた陸とまなみ。互いの体で生きてきた15年には、さまざまな出来事が詰まっている。いつ元に戻ってもいいようにと背負い続けてきた“君”の人生。入れ替わったことで立ち会えなかった“本当の”親との別れ。叶えることができなかった夢。それでも、それぞれに大切なものを積み重ねてきた。やがて感情がぶつかり合う場面もあり、「元に戻る気ないだろ」と陸が言い放ち、「戻りたくないわけないでしょ!」と涙ながらに叫ぶまなみの姿や、「俺の顔で情けなく泣かないでくれる?」と突き放す陸の言葉が胸を打つ。

果たしてふたりは元に戻る決断をするのか。それとも、このまま互いの人生を歩むのか。陸とまなみが最後に選ぶ未来とは……。言葉にできなかった本心が、繊細な表情とともに映し出される予告編となっている。

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(C)2025「君の顔では泣けない」製作委員会

同時に公開されたメインビジュアルは、陸とまなみが毎年7月の第三土曜日に集まり近況を語り合う喫茶店“異邦人”での一瞬を切り取ったもの。「人生を交換したのが、君でよかった」というコピーが添えられ、エモーショナルな一枚に仕上がった。

この人生は誰のものなのか。今、手放したくないものは何か。自らの人生を重ね合わせずにはいられない、新たな一作が誕生した。


映画『君の顔では泣けない』11月14日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
本予告映像 https://youtu.be/KEy8PT4nH24?si=5oZmqxRpfPCF0gj4
(C)2025「君の顔では泣けない」製作委員会


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