朝ドラの“斬新すぎるスタート”が話題に「異色すぎて」「意表を突かれた」SNSでトレンド入りした“まさかの正体”に驚きの声

髙石あかりがヒロインを務めるNHK連続テレビ小説『ばけばけ』の第1週「ブシムスメ、ウラメシ。」第1話が、9月29日に放送された。

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ドラマの語り手・蛇と蛙の声を担当するのは阿佐ヶ谷姉妹

この世はうらめしい。けど、すばらしい――本作は、没落士族の娘・松野トキ（髙石あかり）と外国人の夫・ヘブン（トミー・バストウ）が怪談を愛し、何気ない日常の日々を歩んでいく夫婦の物語だ。ろうそくの灯りが微かに揺れる薄暗い部屋に、トキが怪談「耳なし芳一」を語り聞かせている。ヘブンが分からない日本語を尋ねると、トキは辞書を引いて意味を伝えた。そして、表情を曇らせて「私にもっと学があれば」とつぶやく。ヘブンは本棚に並ぶ自身の著作を見て、「ママさん、これ、誰のおかげで生まれましたの本ですか？」と問いかけ、「世界でいちばんの、よきママさんです」とヘブンはトキの手を取る。

それを見ていたのは蛇（渡辺江里子）と蛙（木村美穂）。唇を近づける2人に、「やだ、ちょっと…朝よ！？ 夜だけど…夜だけど、朝なのよ！」とツッコミを入れながら、ヘブンはトキのおでこにキスをした。

トキが生まれたのは明治のはじめ。小学生のトキ（福地美晴）は、父・司之介（岡部たかし）と母・フミ（池脇千鶴）、祖父・勘右衛門（小日向文世）と、世をうらみ、貧しい日々を送っていた。司之介はトキにいい暮らしをさせたいと一大決心をする。それは世の中を呪い、家族揃って丑の刻参りをすること。その様子を小学校の旧友に見られてしまったトキは、教師にまで司之介のことを揶揄されてしまう。

元武士の多くが商人や役人になるなど新しい仕事に活路を見出している中で、司之介は明治の世になり、戸惑い立ち尽くしていた。それでも、松野家は今日も明るく前を向いていくのだった。

岡部たかしは『虎に翼』に続く、朝ドラでの父親役

初回放送を終え、SNSには「#朝ドラばけばけ」「丑の刻参り」「阿佐ヶ谷姉妹」「岡部たかし」「池脇千鶴」、主題歌を担当している「ハンバートハンバート」など、多くの関連ワードがトレンド入りを果たした。

特にドラマの語り手を担う、蛇と蛙を阿佐ヶ谷姉妹が演じていることが大きな反響を呼んでおり、「蛇と蛙やっぱり阿佐ヶ谷姉妹だったんだ！」「ナレ異色すぎて笑う」「意表を突かれた」といった驚きの声の一方で、「出てきた時点で心折れた」「この世で一番苦手」と蛇と蛙の姿に拒絶反応を示す視聴者も一定数いる賛否両論となっているようだ。

また、岡部たかしは『虎に翼』（2024年度前期）に続いての朝ドラでの父親役となる。「まさかの丑の刻参りからのスタート！」「斬新な朝ドラ」「丑の刻参りって、人に見られたらアカンのでは？」「朝ドラ初、一家で丑の刻参り」「初っ端から主人公家族が世を恨んで丑の刻参りしててびっくり」といった視聴者からの声が集まっている。

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NHK 連続テレビ小説『ばけばけ』毎週月曜〜土曜あさ8時放送
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