1. トップ
  2. おでかけ
  3. 夏こそドイツへ！ベルリンとリューゲン島でリュクスに過ごす

夏こそドイツへ！ベルリンとリューゲン島でリュクスに過ごす

  • 2025.8.8

【NYXホテル・ベルリン・ケーペニック】緑の街の川辺に佇むスタイリッシュなデザインホテル

モダンなインテリアとアートピースが調和したレストランはまるでギャラリーのよう。
モダンなインテリアとアートピースが調和したレストランはまるでギャラリーのよう。

ベルリンの南東部、ケーペニックは市内を流れる2つの川の交差地点に位置する自然あふれるエリア。ベルリンよりも歴史が古く、ベルリンに統合された今も街には中世の息吹が感じられる。街のシンボルでもある17世紀のバロック式の美しい城、ケーペニックス宮殿を川越しに望む絶好のロケーションに、2025年5月NYXホテル・ベルリン・ケーペニックがオープンした。

ダーメ川の水辺にあり、目の前のヨットハーバーからクルージングを楽しむこともできる。
ダーメ川の水辺にあり、目の前のヨットハーバーからクルージングを楽しむこともできる。

ベルリンを拠点に展開する、レオナルド・ホテルズのライフスタイルブランド「NYX」の新しいプロパティを手がけたのは25年以上にわたって480以上のプロジェクトに参加してきたドイツ出身のインテリアデザイナー、アンドレアス・ノイダム。存在感を示す大きなアートインスタレーションをロビーに配置し、客室には部屋ごとにキュレーションしたアート作品を設置。館内にストリートアートやポップカルチャーがあふれるユニークなホテルを創り上げた。

客室内にもポップなグラフィティアートやレトロなポートレートが飾られている。
客室内にもポップなグラフィティアートやレトロなポートレートが飾られている。

ロビーに隣接するレストランでは、ドイツ料理や地中海料理をはじめ、国際色豊かな料理をモダンな空間で楽しめる。焼きたてのクロワッサンなどが並ぶ朝食ビュッフェも好評だ。なかでも人気なのが、水辺に面したヨットクラブ風の屋外テラス。川面を渡る心地よい風に包まれながら、リゾートならではの贅沢なひとときを過ごすことができる。

「ダウン・トゥ・アース（地に足の付いた）」という名の付いた、リラックスして過ごせるダブルルーム。
「ダウン・トゥ・アース（地に足の付いた）」という名の付いた、リラックスして過ごせるダブルルーム。

NYXホテル・ベルリン・ケーペニック(NYX Hotel Berlin Köpenick)

Grünauer Straße 1, 12557 Berlin, Germany

Tel.／+49-30-5860400

料金／1室1泊89ユーロ～ ※2025年8月現在

https://www.leonardo-hotels.com/berlin/nyx-hotel-berlin-kopenick-by-leonardo-hotels

【スライ・ベルリン】緑あふれる光景と躍動する街のエネルギーを取り込んだホテル

歴史的な建造物、若者が集うクラブやバー、個性的なストリートアートなど、さまざまなカルチャーが同居するフリードリヒスハインに位置する。
歴史的な建造物、若者が集うクラブやバー、個性的なストリートアートなど、さまざまなカルチャーが同居するフリードリヒスハインに位置する。

2023年11月、ベルリンで最もクリエイティブで、最も活気にあふれるフリードリヒスハイン地区にオープンしたスライ・ベルリンは、オープンしたスライ・ベルリンは、元は工場だった建物をリノベーションしたホテル。インダストリアルな美しさと現代的な快適さが融合したデザインと、ホーフと呼ばれるベルリン特有の中庭を取り入れた空間設計が印象的で、ロビーやレストランを満たす植物たちは緑の街を象徴する。

レストラン＆バーは温室風のデザイン。鉄骨むき出しのインダストリアルな空間と柔らかな色合いのインテリアがベルリンを象徴する。
レストラン＆バーは温室風のデザイン。鉄骨むき出しのインダストリアルな空間と柔らかな色合いのインテリアがベルリンを象徴する。

客室には、円形アーチや張り出し窓など歴史的な建築要素を残す一方、フリッツ・ハンセンやルイス・ポールセンの洗練された家具と、上質で繊細なファブリックを配して、クラシックとモダンの見事なバランスを演出している。注目はルーフトップのサウナ。ベルリンの街並みのパノラマビューを楽しみながら、旅の疲れも、日頃のストレスも一気に解消できる。

アースカラーを中心としたシンプルモダンなインテリア。
アースカラーを中心としたシンプルモダンなインテリア。

温室をイメージさせるレストランでは街の空気感を映し出したモダンなドイツ料理を提供。スタイリッシュなカクテルバーもあり、夏の夜長を存分に楽しめる。滞在、ウェルネス、食、そのすべてが活気あふれるこの街のエネルギーを体現している。

バクスターのソファーやハリー・ベルトイアのダイヤモンドチェアが置かれた、ゆったりくつろげるバーラウンジ。
バクスターのソファーやハリー・ベルトイアのダイヤモンドチェアが置かれた、ゆったりくつろげるバーラウンジ。

スライ・ベルリン（sly Berlin）

Petersburger St. 16, 10249 Berlin, Germany

Tel.／+49-30-233206600

料金／1室1泊118ユーロ～ ※2025年8月現在

https://www.sly-berlin.com/

【セレス・アム・メーア】バルト海のリゾート島に静かに佇む大人のホテル

スウェーデンやリトアニアなど9つの国に囲まれたバルト海の風光明媚な景色を望む。
ARO_CAM_egr_Drohne_50スウェーデンやリトアニアなど9つの国に囲まれたバルト海の風光明媚な景色を望む。

ベルリン中央駅から約3時間20分、高速鉄道ICEに乗るとリューゲン島の中心都市、ベルゲンにたどり着く。バルト海に浮かぶドイツ最大の島、リューゲン島は、アッパーなドイツ人が夏にこぞって訪れる高級リゾート地だ。島の東側にはケーニヒスシュトゥール（王子のイス）と呼ばれる白亜の断崖と砂浜が交互に現れる美しい光景が続いている。

ナチス・ドイツ敗戦後に保養地として発展し、東西ドイツ統一後は数多くの著名人が訪れた。
ARO_CAM_egr_Drohne_12ナチス・ドイツ敗戦後に保養地として発展し、東西ドイツ統一後は数多くの著名人が訪れた。

リューゲン島の中でも特に高級リゾート地として知られるビンツに位置するセレス アム メーアは「アダルト・オンリー」がホテル名にもかぶせられた大人限定のホテル。白く輝く砂浜と青い海に面した絶好のロケーションにあり、すべての客室の窓に圧巻のパノラマビューが広がっている。

大人限定リゾートらしい、黒を基調としたスタイリッシュなインテリア。
ARO_CER_mju_Restaurant_Yva_Lounge_Bar _2大人限定リゾートらしい、黒を基調としたスタイリッシュなインテリア。

ホテルの自慢は、心身のリフレッシュと究極のウェルビーイングをテーマとする「ゼンソー・スパ」。塩水の温水プールやスチームバス、フィンランド式サウナが、リラクゼーション効果を高め、ストレスフルな日常から解放してくれる。また、屋上テラスではビンツ湾にかかる美しい桟橋の景色を眺めながら、オリジナルのカクテルを満喫。併設のダイニングでは、地元のスターシェフ、トーマス・マーティンによる旬の素材を活かした美食が体験できる。

静かなリゾートの午後には、ドイツ名物のビールではなく、おしゃれなカクテルがお似合い。
ARO_CER_kst_Ambiente_Mood_Spritz_1静かなリゾートの午後には、ドイツ名物のビールではなく、おしゃれなカクテルがお似合い。

セレス・アム・メーア（Cerês am Meer）

Strandpromenade 24, 18609 Binz, Germany

Tel.／+49-40-300322366

料金／1室1泊187ユーロ～（朝食付）※2025年8月現在

https://arosahotels.co.uk/hotels/ceres-am-meer.html

Text: Yuka Kumano

READ MORE

元記事で読む
次の記事
の記事をもっとみる