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ヘンリー王子、慈善団体サンタバリーの調査終了後に声明を発表

  • 2025.8.7
Prince Harry Attends Court of Appeal Over Security Arrangements in London

ヘンリー王子が亡き母ダイアナ妃の遺志を継ぎ、2006年にレソトのセーイソ王子とともに立ち上げた慈善団体、サンタバリー(Sentebale)。理事長のソフィー・チャンダウカより、「いじめや嫌がらせがある」と告発されたことを受け、非営利団体を管轄する英政府機関チャリティ委員会が調査していたが、その結果が8月5日(以下、現地時間)に発表された。

「広範囲または組織的ないじめ、嫌がらせ、女性蔑視(ミソジニー)や黒人女性蔑視(ミソジノワール)の証拠は見つからなかった」と認定したが、その一方で、慈善団体内の争いが「公の場で行われた」と指摘し、「対立を内部で処理できなかったことが、団体の評判を著しく貶め、ひいては慈善団体全般に対する国民の信頼を危険にさらした」と批判された。

これを受け、ヘンリー王子は広報担当者を通じて「予想通り、委員会はサンタバリーの共同創設者であり前パトロンであるサセックス公爵ヘンリー王子に関する不正行為を一切認定しませんでした。また、現理事長による事実に反した主張に関しても、証拠は一切見つかりませんでした」とコメント。その上で、「彼らの報告書は多くの点で深刻な不備がある」と指摘し、「現理事長の行動の結果が、彼女自身ではなく、サンタバリーの支援に頼る子ども達に影響を及ぼすことに触れていない」と不満を述べた。

また、ヘンリー王子とシーイソ王子に近い情報筋は、「彼らはソフィー・チャンダウカによる事実上の敵対的買収に打ちのめされています」とコメント。19年前に設立して以来、両王子は「血と汗と涙、そして私財」を注ぎ込んできたとして、「レソトとボツワナの受益者コミュニティに、良いことのみ届けてきた」と主張。「ヘンリー王子がシーイソ王子と再び協力し、レソトに貢献するだろうと確信している」と話している。

2014年、レソトで植樹を行ったシーイソ王子とヘンリー王子。
Prince Harry Visits Lesotho With His Charity Sentebale2014年、レソトで植樹を行ったシーイソ王子とヘンリー王子。

アフリカ南部の国レソトにおける貧困やエイズ問題に取り組み、孤児の支援を行ってきたサンタバリーだが、今年3月にヘンリー王子とセーイソ王子がパトロン辞任を公表したことで、内部対立が表面化した。報道によると、2023年7月にチャンダウカが理事長に就任してから団体の財政が悪化したとして、理事会が彼女の辞任を要求。これを不服としてチャンダウカが法的手段に訴え、理事たちは辞任し、ヘンリー王子とセーイソ王子も理事への支持を表明してパトロンの座を辞した。

一方のチャンダウカは英メディアを通じて、内部調査で団体内に権力の乱用や女性蔑視、ハラスメントなど不正が見つかったと告発。2024年にフロリダで開催されたサンタバリー主催のチャリティポロ大会で、ヘンリー王子の妻メーガン妃との気まずいやり取りを写真に撮られた際、王子から妃を擁護するコメントを発表するよう依頼されて断ったところ、王子の態度が変わったと主張していた。

サンタバリーはこの調査結果を受け入れ、内部紛争処理方針への対応や慈善団体の苦情・内部告発手続きなどを改善していくと発表するも、ヘンリー王子に関する訴えなど、個別の申し立てに関しては調査結果を発表してないと指摘し、団体内で対処することを匂わせた。チャンダウカも委員会の発表に感謝をしながら、「2025年3月24日に辞任した人物らによる敵対的なメディアキャンペーンで計り知れない損害を受け、私生活において容認できない行為を目の当たりにした」として、理事らの対応を非難している。

Text: Tae Terai

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