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ジェナ・オルテガ、SNSのせいでZ世代は自己認識が難しい

  • 2025.8.5
Jenna Ortega at the "Hurry Up Tomorrow" World Premiere

ジェナ・オルテガが、ソーシャルメディアの影響で若い世代は自己認識がより困難になっていると指摘した。鬼才ティム・バートンが監督・製作総指揮を務めるドラマ『ウェンズデー』に主演する彼女は、『BBC』のインタビューでドラマが成功した理由のひとつとして、「私たちが今、共同体意識をどこに見出しているか」を掘り下げたことがあると語った。

「70年代にはまだ生まれていませんでしたが、近所の家のドアをノックしたり、街中を自転車で走り回ったり、特定の時間と場所で人と会えることを期待したという話を聞きます」「でも今は、人と直接話をしない。オンライン上で交流し、コミュニティを見つけていますが、それは孤立感を生む可能性があります。それにオンライン上では、あまりにも多くの声や意見に接する。本来、人が日常生活で接するべき意見より、はるかに多い。だから、自己認識が難しくなっていると思うんです。若い人は『自分の声が際立つにはどうすべき? 今この世界、社会において、自分が目的意識やコントロール、権威を感じるものとは?』と模索しています」

ジェナ自身は『ウェンズデー』の大ヒット後、子役時代に周囲の勧めで始めたというX(旧ツイッター)をやめたことを明かしている。その理由について、「『自分のイメージを作りあげるためにやりなさい』と言われてツイッターのアカウントを持っていたけれど、ドラマの公開でバカみたいな画像やイメージが大量に届くようになったから、結局2〜3年前にやめました」と『The New York Times』のポッドキャスト『The Interview』で2024年にコメント。

Xをやめたことは、自分自身を守る学びの一環でもあったそうだ。「ニュースや目にしたものなど、まったく重要じゃないことに圧倒されて、自己批判しすぎないように、自分を殺してしまわないように、本当に気をつけました。今を心から楽しむべき。楽しまなくちゃ! そうすべきだけど、できていない。でも、忘れないよう心がけています」

Text: Tae Terai

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