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卓球日本勢に立ちはだかる孫穎莎らの脅威 元中国代表が言及する女子2強、女王君臨の世界1位は「刺激的なアスリート」

  • 2025.8.3
孫穎莎、王曼昱(C)WTT、ITTF
SPREAD : 孫穎莎、王曼昱(C)WTT、ITTF

卓球の「WTTチャンピオンズ横浜2025」が7日から11日にかけて、神奈川県の横浜BUNTAIで行われる。世界ランキングの上位者が集結する最高峰の戦いには注目が集まっている。
上位進出を狙う日本女子のライバルとなるのが現世界ランキング1位の孫穎莎と同2位の王曼昱。日本になじみも深い元中国代表が現在の女子卓球界をけん引する両者の若手時代を回想している。

■五輪や世界卓球で日本勢の壁に

現在の日本は張本美和(木下グループ)、伊藤美誠(スターツ)、早田ひな(日本生命)、大藤沙月(ミキハウス)と4人のトップ選手を揃えており層の厚さは歴代でも最高クラス。そんな選手たちの壁となってきたのが孫穎莎と王曼昱の2選手である。
中国メディアの『捜狐』が同国のテレビ放送の様子を記事内で伝えており、Tリーグの琉球アスティーダでプレーした元中国代表の周雨が両者の若手時代に言及。「(代表チームにいた時の)私の彼女に対する認識は、非常に才能のある若手選手だったということです。孫穎莎と王曼昱は同じグループのなかで比べても優秀でした」と称賛している。
また、現世界女王の孫穎莎については「非常に才能があり、刺激的なアスリート」と表現し、王曼昱については「孫穎莎とはスタイルが異なりますが、王曼昱はひねりを加えたり、男性に近いアスリートと呼べます」とその特徴を伝えている。
孫穎莎は2021年の東京五輪では伊藤、24年のパリ五輪では早田をシングルスの3位決定戦で下すなど日本トップ選手相手に無類の強さを誇る。王曼昱も今年の「ITTF世界卓球選手権ファイナルズ・ドーハ大会(個人戦)」で現在日本勢トップの張本美をストレートで退けており、国際大会の重要な局面で壁となってきた。
7日からのWTTチャンピオンズ横浜にも孫穎莎が第1シード、王曼昱が第2シードとしてエントリーしており、現在の卓球女子を支配する2強が日本勢最大の壁になることは間違いない。はたして、優勝候補の両者にどのような戦いを挑んでいくのか。

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