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「何に見える?」あなたが“気にしやすいこと”がわかる心理テスト

  • 2025.10.2
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友達や家族を見ていて「そんなことに気しなくてもいいのに」と思うとき、ありますよね。でもそれと全く同じことを、周りの人もあなたに対して思っていると思います。どこを気にしてしまうのか、何を気にしてしまうのかは、人によって違います。自分が気にしやすいことを知っていたら、気にしすぎてしまう自分をうまくコントロールできるのではないでしょうか。あなたが“気にしやすいこと”は何か、探ってみましょう。

図形が何に見えますか?直感でお答えください。



1.恐竜

2.帽子

3.動物の足

4.山



1.恐竜に見えた人は「過去の失態」

図形が恐竜に見えた人は、過去の失態を気にしやすいかもしれません。あなたは過去に自分がやってしまった失態に対して、いつまでも覚えていて、思い出すたびに嫌な気持ちになっているのではないでしょうか。周りの人は、きっともう覚えていないのですが、あなただけはその頃の感情をそのまま引きずってしまっているようです。

このタイプの人は、繊細かつプライドが高い人でしょう。そのせいもあって、何か失態をしてしまったときに、深く傷ついてしまうのではないでしょうか。やってしまった自分を許す事ができず、思い返してはため息をついたり、消してしまいたいと感じたりといったことが人よりも長く続いてしまうようです。

きっと忘れようとしても、何かのきっかけですぐに思い出してしまい、かき消す事ができないのではないでしょうか。無理に忘れる必要はありませんが、自分は「過去の失態を気にしやすい」のだと自覚することで、少し気分が軽くなるかもしれません。大事なのは同じ失態を繰り返さないことですし、きっとそれはあなたならできているのではないでしょうか。

2.帽子に見えた人は「周りの人の目」

図形が帽子に見えた人は、周りの人の目を気にしやすいかもしれません。あなたは何かをやったりするときに、周りの人からどう見られるかを気にしてしまうのではないでしょうか。そのせいで自由にのびのび行動する事ができず、周りの人の目を意識した発言や行動をしてしまいがちかもしれません。

このタイプの人は、自分に自信がなく不安になりやすい人でしょう。そのため、周りからの評価がそのまま自分の評価につながってしまうのではないでしょうか。しかも、いい評価よりも悪い評価が心に残りやすく、あまりいいふうには見てもらえていないと感じてしまうことも多いようです。

自然と笑顔になったときに、ふと周りの人の目が気になってしまって不自然な笑顔になったり、自分の気持ちに蓋をして無理して周りに合わせようとしたりしがちでしょう。自分は「周りの人の目を気にしやすい」のだと自覚することで、意識的に周りの人の目よりも自分の気持ちを大切にするということができるようになるかもしれません。

3.動物の足に見えた人は「自分の体調」

図形が動物の足に見えた人は、自分の体調を気にしやすいかもしれません。あなたはちょっとでも身体的な不調を感じると、すぐに熱を測ったり仕事や学校を休んだりする人ではないでしょうか。熱が上がってきたと感じると、何度も何度も熱を測ってしまい、周りからも「気にしすぎ」と指摘される事が多そうです。

このタイプの人は、気が弱く自分に甘い人でしょう。そのため、少しでも体調面に不調を感じると、その事がすごく気になり始めてしまうのではないでしょうか。万全ではない自分では不安で、とにかく体調をなんとかしなければならないということに気持ちをすべてもっていかれてしまうようです。

そのため、ちょっとした不調でも、結構大袈裟に騒ぎやすいのではないでしょうか。熱がある、縫うくらいの怪我をしたときなど目に見えて不調なときはその傾向もさらに強まってしまいそうです。自分は「体調を気にしやすい」のだと自覚することで、もう少し落ち着いて行動することができるようになるかもしれません。

4.山に見えた人は「自分の将来」

図形が山に見えた人は、自分の将来を気にしやすいかもしれません。自分はこれからどんなふうに人生を歩んでいくのか、そういうことを人一倍考えているのではないでしょうか。あまりよくない想像をしては、暗い気持ちになってしまったり、悲観的になってしまったりという事があるかもしれません。

このタイプの人は、心配性で計画的な人でしょう。そのため、常日頃から先のことを見越して行動する癖がついているようです。だからそれほど将来を不安視する必要はないはずなのですが、想像力を働かせてネガティブなイメージを広げてしまいがちなのではないでしょうか。将来的に自分がつらい思いをするかもしれないと思うと心配になってくるようです。

将来のことはまだまだわかりません。きっと今だって、あなたが昔に想像した通りにはなっていないのではないでしょうか。ただ、あなたの強みは、心配や不安があるときに前もってやれる行動をとる実行力があるところでしょう。とはいえ、自分は「将来を気にしやすい」のだと自覚することで、今より少し“現在”を楽しむ気持ちも持てるようになるのではないでしょうか。



ライター:aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか?自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします。