40度超えが『14拠点』　連日の“酷暑”に混乱相次ぐ「感覚が麻痺してきた」「35度がデフォルト」

全国的に猛暑日を記録した8月5日。驚くべきことに、群馬県伊勢崎市では41.8度が観測され、国内の過去最高気温を更新する事態となりました。

そのような状況の中で、メディアの気温に関する取り扱いにも変化が生じているようです。天気予報では35度が「危険な暑さは落ち着く」基準とされていたことに驚きの声が寄せられています。また、連日の高温により「感覚が麻痺してきた」「30度くらいで涼しいと感じるようになってしまった」と嘆く声も。

異例の猛暑が続いている状況に、世の中の人々はどのような反応を示しているのでしょうか？詳しくご紹介します。

5日、観測史上最高気温が更新

8月5日、全国的に35度を上回る猛暑日を記録しました。気象庁によると、太平洋側を中心に高気圧に覆われたことや、「フェーン現象」などが原因として挙げられるそうです。

特に、群馬県伊勢崎市では41.8が観測され、国内の過去最高気温が更新されたそう。また、東京都青梅市や埼玉県鳩山町、茨城県古河市など、全国14の観測点で40度以上が観測されたそうです。

また、この日は全国298の観測点で35度以上の猛暑日となったそう。東京都内では午後9時までに、195名の方が熱中症の疑いで搬送された事態に。どれほど危険な気温だったのかが、改めて伺えます。

一方で、天気予報によると、今後は曇りや雨の日が多くなり、これまでのような危険な暑さも徐々に和らいでいくそうです。

しかし、その中で35度が「危険な暑さは落ち着く」基準とされていたことがSNSで注目を浴びることに。「昔に比べて大きく基準が変わったな…」「いやいや、まだまだ暑いでしょ」など、驚きや疑問のコメントが続々と寄せられていました。

とはいえ、あくまで35度は「危険な暑さは落ち着く」基準。今までのような異例の暑さが緩和されていくだけであり、決して涼しいわけではありません。依然として30度を上回る状況が続くため、熱中症対策の徹底は必要不可欠でしょう。

観測史上最高気温が更新されるなど、全国的に異例の猛暑日が続いている中で、暑さに対する認識に変化が生じている方もいるようです。

しかし、現在の状況に困惑を隠せない人も少なくないようです。

また、あくまで危険な暑さが徐々に落ち着くだけであり、熱中症対策を欠かしてはいけないと注意喚起をしている人もいらっしゃいました。

異例の猛暑が続いている中で、暑さに対する認識に変化が生じている人もいるようです。たしかに、40度近い日が続いていた中で、35度、30度…と気温が下がった場合、今まで以上に涼しく感じられるかもしれません。

しかし、だからと言って油断は禁物。

最高気温が30度以上の日は真夏日、35度以上の日は猛暑日と定義されており、熱中症になるリスクも高いです。

こまめに水分補給をしたりエアコンを活用するなど、対策を忘れないようにしてくださいね。