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味もにおいもわからない、抜け毛が止まらない…40代目前ママを襲った「長期不調」の正体は

  • 2025.8.3

ワクチン接種を受けて間もなくのこと、予期せぬ陽性が判明。そこから始まったのは、私にとって長く続く“感染と後遺症”の闘いでした。幼い子どもを抱え、味覚を失い、止まらない抜け毛に悩んだ記録をお伝えします。

接種当夜に40度超の高熱と初陽性判明

2021年に、私は一度だけ新型コロナワクチンを接種しました。すると、その日の夜に高熱が出てしまい、まるで新型コロナに感染したかのような症状が表れました。実際に検査を受けてみると陽性反応が出ました。

まだ小さな子どもたちがいる中、私だけが自宅の別室で過ごすことに。幸い、家族にうつすことはありませんでしたが、その後、恐ろしいほどの抜け毛と、しばらく味覚が戻らないという体験をしました。

「こんなことならワクチンを打たなければよかった」と後悔する気持ちも湧きましたが、しばらくしてまたどこからか感染してしまいました。

全身痛・高熱・咳…度重なる再感染

そのときは全身のひどい痛みと高熱、喉の痛み、止まらないせきに苦しみ、本当につらい日々でした。「どうしてこんなに何度も感染してしまうのだろう」と気がめいっていた矢先、今度は夫が感染し、私もまた感染。検査で二本線の陽性反応が出るたびに、心が沈む思いでした。

抜け毛と味覚消失、40歳目前の焦り

何度も高熱や喉の痛み、全身の痛みと闘い、なんとか回復してきましたが、今でも後遺症のような症状に悩まされています。抜け毛は産後以上の量で、「もしかしたら加齢のせいかも」と思いたい気持ちもありますが、本当にごっそり抜けてしまいます。さらに、致命的なのが味覚です。鼻が詰まっているわけでもないのに、香りや味がわかりにくくなってしまいました。

40歳を目前にして体力や免疫力の低下を実感し、自分でも驚いています。「もしもっと若いころに感染していたら、もっと軽く済んだのかな」と思うこともありますが、この年齢での感染は本当につらい経験でした。

何度も感染したことで、体がすっかり衰えてしまったように感じています。加齢は避けられない事実ですが、まだ幼い子どもたちがいるので、私はこのままではいけないと感じています。子どもたちのためにも、加齢や新型コロナの後遺症に負けず、これからも心身ともに健康で過ごしていきたいと強く思っています。

まとめ

ワクチン後の思わぬ陽性と度重なる感染が残したのは、抜け毛と味覚障害という長い影。それでも子どもたちの笑顔を守るため、私は体力回復と免疫強化に向け、一歩ずつ前へ進む決意を新たにしています。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

著者:斎藤真子/30代女性・主婦

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年5月)


監修者:医師 くぼたクリニック松戸五香院長 窪田 徹矢 先生

獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouYuberとしての情報発信もおこなっている。

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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