「どこにいたの？」「知らなかった…」人気俳優が“たったワンシーン”で魅せた至高ドラマ…「すでに別格」“圧倒的な才能”光る逸材

映画やドラマの中には、思いがけないきっかけで注目を集め、名作として語り継がれる作品があります。今回は、そんな中から"話題を集めた名作"を5本セレクトしました。本記事ではその第1弾として、ドラマ『リッチマン、プアウーマン』（フジテレビ系）をご紹介します。就職氷河期に現れたカリスマIT社長と、夢をつかみたい東大女子大生。立場も価値観も違う二人がぶつかり合いながら惹かれ合う、現代版シンデレラストーリーとは――？

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

あらすじ

• 作品名（放送局）：ドラマ『リッチマン、プアウーマン』（フジテレビ系）
• 放送期間：2012年7月9日～9月17日
• 出演： 小栗旬（日向徹 役）
  
  東大を卒業したものの、就職先が決まらずに悩んでいた澤木千尋こと夏井真琴（石原さとみ）。ある日、偶然参加した会社説明会で出会ったのは、29歳にして急成長を遂げたIT企業“ネクストイノベーション”の社長・日向徹（小栗旬）でした。内定が一つもないと明かした真琴に、徹は容赦なく「東大理学部なのに内定が一つももらえていないのは、日本の教育の失敗例」と切り捨てます。しかし、真琴は悔しさのあまり言い返し、その反骨心と驚くほどの記憶力が徹の目に留まります。
  
  やがて短期アシスタントとして働き始めた真琴は、自由奔放でドS気質の徹に振り回されながらも、嘘のない真っ直ぐさで彼の心を動かしていきます。衝突を繰り返す二人の間に、少しずつ芽生えていく不器用な想い。一方で、徹を支えてきた共同経営者・朝比奈恒介（井浦新）と、その妹で真琴の恋のライバルとなる燿子（相武紗季）の存在が、二人の関係を揺さぶっていくことに。

“IT社長”と“落ちこぼれ女子大生”の恋のゆくえ

ドラマ『リッチマン、プアウーマン』は、フジテレビ系“月9”枠で放送されたラブストーリーです。

本作が放送された2012年当時は、就職氷河期と呼ばれる厳しい時代であった一方、IT業界では若い起業家たちが脚光を浴びていました。主演の小栗旬さん、ヒロインの石原さとみさんが演じた本作は、そうした時代の空気を色濃く反映し、現実と夢が交錯する物語として多くの共感を呼びました。

主人公である若きIT社長・日向徹をそばで支えるのは、共同経営者の朝比奈恒介（井浦新）。また、その妹の燿子（相武紗季）は、ヒロイン・夏井真琴の恋をかき乱す存在として物語を盛り上げました。

脚本は、『透明なゆりかご』『ひるなかの流星』『きのう何食べた？』『先生の白い嘘』などで知られる安達奈緒子さん。軽快な会話に胸キュン要素を織り交ぜながら、ビジネスや夢をめぐるリアルな葛藤を描き出し、幅広い世代から支持を得ました。

SNSには「普段は月9を観ないのに、これは止まらなかった」「小栗旬と石原さとみの演技が最高！」「キュン死した」「月9の最高傑作」といった賞賛の声が多数寄せられています。

放送終了後には、ニューヨークを舞台にしたスペシャルドラマ『リッチマン、プアウーマン in ニューヨーク』も制作。最終回で遠距離恋愛となった徹と真琴の感動的な再会にはじまり、一週間の同居生活を通して互いの価値観の違いを乗り越え、成長していく二人の姿が描かれています。また、連続ドラマでは描かれなかった朝比奈恒介の空白の1年9か月も明かされるなど、ファンにとっては見逃せない内容となりました。

菅田将暉の出演に驚きと歓声…いま見返したくなる“ワンシーン”

ドラマ『リッチマン、プアウーマン』は主演の小栗旬さんと石原さとみさんの共演が大きな注目を集めましたが、いま改めて話題となっているのが菅田将暉さんの出演です。

まだ無名に近かった当時の姿に、「菅田将暉どこにいたの？」「知らなかった」「ビックリした…」「今更気がついた」と驚く声が。また、「すでに別格の存在感があった」と少ない出番ながら、その圧倒的な魅力で視聴者を虜にしたことがうかがえます。

さらに「顔が全く変わらない」と、その初々しい姿と現在の変わらぬ魅力を重ね合わせる声もありました。

主演・小栗旬さんとヒロイン・石原さとみさんが織りなす恋模様が多くの視聴者を魅了し、さらに今をときめく俳優・菅田将暉さんの若き日の出演も話題となった本作は、“話題を集めた名作”と呼ぶにふさわしい一作です。

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