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「人生史上1位のドラマ」「狂うほど好き」“熱狂を巻き起こした”至高作…「信じられないくらい面白い」称賛相次ぐ“圧巻の作品力”

  • 2025.8.24

ドラマの中には、何度でも観返したくなる作品があります。今回は、そんな中から"虜になる名作ドラマ"を5本セレクトしました。本記事ではその第4弾として、ドラマ『監獄のお姫さま』(TBSテレビ系)をご紹介します。女子刑務所で出会った女たちと一人の刑務官。冤罪を晴らすために挑んだ復讐劇の裏で描かれる、笑いと涙のシスターフッドとは――?

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

あらすじ

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映画の初日舞台あいさつに出席した夏帆(C)SANKEI
  • 作品名(放送局):ドラマ『監獄のお姫さま』(TBSテレビ系)
  • 放送期間:2017年10月17日~12月19日
  • 出演: 小泉今日子(馬場カヨ 役)

平凡な主婦だった馬場カヨ(小泉今日子)は、夫の浮気が原因で思わず刃物を振るい、殺人未遂の罪で女子刑務所に収監されます。そこで出会ったのは、経済アナリストの勝田千夏(菅野美穂)、元ストーカーの大門洋子(坂井真紀)、極道の妻・足立明美(森下愛子)といった個性豊かな女囚たち。やがて彼女たちは、同じく収監されていた江戸川しのぶ(夏帆)と心を通わせるように――。

しのぶは大手企業“EDOミルク”の社長の娘ですが、婚約者・板橋吾郎(伊勢谷友介)の愛人殺害を指示したとされ、“殺人教唆”の罪で12年の実刑判決を受け、服役していました。しかし彼女は無実を訴えており、その真相を知ったカヨたちは、彼女を救うために立ち上がります。

刑務官だった若井ふたば(満島ひかり)も仲間に加わり、5人は吾郎を追い詰めるための“復讐計画”を企てます。彼の息子を誘拐し、事件の再審を要求するという大胆な作戦に出たのです。

しかし、計画は失敗続きでドタバタの連続。それでも女たちは互いを励まし合いながら、少しずつ真相に近づいていきます――。

人気脚本家クドカンが描く“おばさん犯罪エンターテインメント”

『監獄のお姫さま』は、2017年にTBS火曜ドラマ枠で放送された宮藤官九郎さん脚本のオリジナル作品です。主演の小泉今日子さんをはじめ、満島ひかりさん、菅野美穂さん、夏帆さん、坂井真紀さん、森下愛子さんと、実力派女優が顔をそろえた豪華キャストでも注目を集めました。

キャッチコピーは“おばさん犯罪エンターテインメント”。女子刑務所を舞台に、宮藤官九郎さんらしいユーモアを交えながら、女性たちの友情と絆を描いた意欲作です。

主題歌には安室奈美恵さんの『Showtime』を起用。軽快で力強いメロディが、作品全体を盛り上げました。

冷徹な女性刑務官と“美しすぎる悪”

放送当時、ひときわ注目を集めたのは、若井ふたばという役どころでした。

冷徹な女性刑務官として登場しながら、次第に女囚たちに心を寄せていく――その複雑な心情を、満島ひかりさんが見事に演じています

SNSでは「カッコよすぎて…尊い…」「狂うほど好きでリアルに10回は観返してる」「どタイプすぎてしんどい」といったコメントが続出。繰り返し視聴するファンが出るほど、人気を集めました。

一方で、復讐の標的となる社長・板橋吾郎を演じた伊勢谷友介さんの存在感も欠かせません。宮藤官九郎さんが作中の「異物感」を意識して配した役柄で、伊勢谷さんにとっては民放の連続ドラマ初出演となりました。野心と欲望をまとった“美しすぎる悪”を体現し、作品に緊張感を与えています。

SNSでも「胡散臭さが最高」「男から見ても伊勢谷友介の色気爆発している」「嫌な奴なんだけど、なんか終始憎みきれない感じで良かった」といった声が寄せられ、悪役でありながら独特の魅力を放っていたことがうかがえます。

満島さんと伊勢谷さん、それぞれの個性と魅力がドラマ全体に彩りを添えました。

過ちを背負った女性たちが紡ぐ“友情と絆”の物語

『監獄のお姫さま』が問いかけるのは、「幸せとは何か」「女の友情とは…」といった普遍的なテーマです。

舞台は女子刑務所。過ちを犯したり、不器用にしか生きられなかった女性たちが、そこで友情を育み、少しずつ絆を深めていく――。決して立派とは言えない存在ながら、それぞれ譲れない思いや正義を胸に、仲間のために立ち上がる姿が描かれていきます。

作品の根底にあるのは、女性同士の連帯=シスターフッド。立場や性格の違いを超えて支え合い、ときに衝突しながらも寄り添う姿は、単なる復讐劇を超えて“女性たちの絆の物語”として強い印象を残しました。刑務官だったふたばまでもが彼女たちに心を寄せていく過程は、その象徴的なエピソードです。

制作陣が描こうとしたのは、完璧ではない大人たちが自分なりの正義を貫こうとする姿。その背景にある苦しみや不器用さに光を当て、人間の弱さをあたたかく映し出しています。そこに宮藤官九郎さんならではの軽妙な会話劇が重なり、笑いと涙が交錯する独特のエンターテインメントに仕上がりました。

視聴者からも「人生史上1位のドラマ」「信じられないくらい面白い」一生観ていたいドラマ」といった声が寄せられています。

まさに“虜になる名作ドラマ”の名にふさわしい一作です。


※記事は執筆時点の情報です