隅田川花火客『トイレ貸して』公式が注意喚起するも…飲食店、住民から嘆きの声「貸す義理はない」

今年も大盛況を収めた「第48回隅田川花火大会」。来場者数93万人を記録し、SNSでは「高知県の人口より多い」「関ヶ原の戦いの5倍以上で笑った」という趣旨のコメントが寄せられ、たくさんの人々を驚かせる結果となりました。

一方で、今年も近隣の飲食店や隅田川近辺にお住まいの方々を悩ませたのが「トイレ問題」。お店だけでなく、一般住宅にも来場者が「トイレを貸してください」と押し寄せてきたそうです。

そこで今回は、隅田川花火大会の「トイレ問題」に対する世の中の人の反応をご紹介します。

隅田川花火大会のトイレ事情

例年隅田川花火大会が開催されると、必ずと言っても過言ではないほど指摘される「トイレ問題」。残念ながら、今年も近隣のお店や住民から嘆きの声が続々と寄せられているようです。

会場周辺では、隅田公園内に複数のトイレが常設されているだけでなく、浅草寺や東京スカイツリー、両国国技館など、さまざまな施設でトイレを借りることができます。また、「第48回隅田川花火大会」の開催中は会場内に仮設トイレが設置されたそう。

しかしながら、想定される来場者全員を受け入れることはできないと、公式も察していたようです。事前に、下記の注意事項を発表していました。

公衆トイレ、仮設トイレは大変込み合います
各所に仮設トイレも設置されておりますが、非常に混み合います。事前に降車駅や会場周辺の公衆トイレのご利用をお勧めいたします。

借りる側からしてみると、「トイレくらい貸してくれてもいいのに…」と思ってしまうのかもしれません。

しかし、貸す側からしてみれば話は別。飲食店の場合、トイレを借りたい人が列をなした結果、営業に支障が出る場合もあるでしょう。

そのため、飲食や買い物をせずにトイレだけ借りようとする人に対し、批判的な内容のコメントが続出していました。

また、いっそのこと、花火大会が開かれている時は、トイレの使用料を徴収してはどうかと提案している人もいらっしゃいました。

飲食店ならまだ理解はできるものの、民家のトイレを借りようとする人がいる事実に、衝撃を受けた人も少なくないようです。

しかしながら…実際に、花火大会の参加者からトイレを貸して欲しいと頼まれた近隣住民は多数いらっしゃるのだそう。

来場者数約93万人と大盛況を収めた「第48回隅田川花火大会」ですが、どれぐらい混雑していたのでしょうか？

参加された方々の投稿を見てみると…あまりに人が多すぎて、もはや身動きすることもままならないレベルだったそう。

そのため、各地に設置されたトイレにも、本当にたくさんの人々が並んでいたそうです。

もし来年以降参加を検討している方は、花火大会が始まる前にトイレを済ませておくことをおすすめします。

今回は、隅田川花火大会の「トイレ問題」に対する世の中の人の反応をご紹介しました。

飲食店からしてみても、近隣住民からしてみても、トイレを借りようとする人はとても迷惑なようです。借りたい気持ちはわかりますが、迷惑になるため慎んだ方が良いでしょう。

実際、今年の隅田川花火大会も身動きできないレベルで混雑していたのだそう。公式が事前に注意喚起をしていたように、事前に周辺の公衆トイレで用を足しておくのが最善かもしれません。

みなさんは、この問題についてどのように考えますか？

出典：隅田川花火大会公式ホームページ（https://www.sumidagawa-hanabi.com/index.html）