NewJeans、税関の広報大使も終了　活動が難しいと判断…わずか1年余りで大きく変わった風向き

所属事務所との葛藤を抱えるNewJeansが広報大使の活動を終了した。

7月15日、複数の韓国メディアによると、仁川（インチョン）空港本部税関が広報大使を務めていたNewJeansとの契約を終了したという。

NewJeansは2024年3月、仁川空港本部税関の広報大使に任命された。1年余りの活動期間が終了した後、広報大使活動の延長可否について所属事務所ADORと協議したが、活動が難しいと判断し、契約終了を決定した。

一部では、すでに今年3月から税関が新たな広報大使の選定に入ったとの推測もある。

というのも、NewJeansが広報大使に任命されてからわずか1カ月余りで、ミン・ヒジン前ADOR代表と所属事務所HYBEの間で紛争が始まったからだ。その影響で、NewJeansもADORとの対立を示し、まともに活動ができない状況が続いていた。

NewJeansのメンバー5人は現在、ADORの事前承認や同意なしに、独自に芸能活動を行うことができない状況だ。

NewJeansの広報大使が終了したことで、これまで少女時代やBLACKPINKなど、大型アイドルを広報大使に任命してきた税関が、再び大型アーティストを新たに任命するのか注目が集まっている。

なお、2024年4月にHYBEから業務上背任の容疑で告発されたミン・ヒジン前代表は7月15日、「1年以上にわたって行われた警察の捜査の結果、HYBEが告発した2件ともに“嫌疑なし”との不起訴処分が下された」と明らかにした。

これを受けてHYBE側は同日、「検察へ異議申し立てを提出する予定」と発表し、徹底的に対応していく姿勢を示した。