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ソウル旅行の前に知っておきたいQ&A

  • 2025.7.14

ソウル初心者さんも大丈夫!せっかくの旅を思いっきり楽しめるように、出発前にチェックしておきたいソウルの基本情報をまとめてみました。

ソウル旅行の前に知っておきたいQ&A
ソウル旅行の前に知っておきたいQ&A

ソウル旅行には何日必要?

観光・ショッピング・グルメをしっかり楽しみたいなら、2泊3日〜3泊4日がおすすめ。ソウルはコンパクトな都市なので、短い日程でも十分に満喫できます。弾丸で1泊2日も可能ですが、ちょっとバタバタしてしまうかもしれませんね。

日本のいろいろな都市からソウルへの直行便があって、所要時間は2〜3時間ほど。アクセスがとても良いので、週末や連休を使って気軽に行けるのも魅力の一つです。

ソウル旅行にビザは必要?

日本のパスポートを持っていれば、観光目的で90日以内の滞在ならビザは不要です。ただし、ICパスポート(日本で発行されたものならOK)、帰りの航空券(もしくは第三国への出国チケット)が必要です。

パスポートは、帰国日まで有効なものがあれば大丈夫ですが、できれば韓国に入国するときに90日以上の有効期間が残っていると安心です。

また、ビザなしで入国する場合は、公式サイトやアプリから「K-ETA(韓国の電子渡航認証)」の申請が必要になります。ただし、2025年12月31日までは登録が一時免除されていて、対象期間中は申請しなくても入国できます。

韓国と日本に時差はあるの?

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ことりっぷ

日本との時差はありません。なので、時計を合わせる必要も、時差ボケの心配もなし。スケジュールも立てやすいので、はじめての海外旅行にもぴったりですね。

ちなみに、ソウルは日本より少しだけ西にあるので、日の出や日の入りの時間がちょっと遅めです。季節にもよりますが、体感としては東京より1時間くらいのズレがあることも。

夕方の時間が長く感じられるので、のんびりお散歩したり、夕景を楽しんだりするのにもおすすめですよ。

韓国の言葉と文字は?

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公用語は韓国語で、文字はハングルという独自の文字を使います。見慣れないとちょっと難しそうに見えますが、実はとても合理的な仕組みで作られているんですよ。

ハングルは、15世紀に「誰にでも読み書きしやすいように」と作られた文字なんです。母音と子音を組み合わせて、ブロックのように1文字ができあがるスタイルで、法則さえ覚えれば意外とスラスラ読めるようになるとか。

とはいえ、ソウルの中心部や観光スポットでは、日本語や英語が通じることも多くて安心です。飲食店では、日本語メニューがあるお店や、写真付きのメニューも多いので、言葉がわからなくてもスムーズに注文できますよ。

地下鉄の駅などでは、英語や日本語、中国語が一緒に書かれていることが多いですし、主要な駅のアナウンスや券売機も多言語対応のことが多いので、ハングルが読めなくてもそれほど困ることはないでしょう。

韓国の通貨とレートは?

韓国ではウォン(₩)という通貨が使われています。両替所などのレート表では「KRW」と表示されていることが多いので、覚えておくとちょっと便利ですよ。

レートは日によって変わりますが、1000ウォンで100〜110円くらいが目安です。

ソウル旅行に現金は必要?

韓国は超キャッシュレス先進国。最近では飲食店やバーの支払いでも現金NGなことがあります。なるべく、クレジットカードやWOWPASSなどを活用して、現金は必要な分だけ両替するのがおすすめです。

WOWPASSは、外国人旅行者向けの便利なプリペイドカードです。円でチャージして韓国ウォンで支払えるうえに、T-money(韓国の交通系ICカード)機能も付いているので、1枚あるととってもラク♪両替手数料が不要なのも嬉しいポイントですね。

ソウルでは両替はどこでするの?

日本円からの両替は、空港や市内の両替所、ホテルなどでできます。レートは場所によって少しずつ違うので、時間があればチェックしてみてくださいね。

ソウルにはATMもたくさんあるので、クレジットカードのキャッシングや、デビットカードで直接ウォン現金を引き出す方法も便利です。カード会社ごとに為替レートや手数料が違うので、現金を両替するよりもお得になることもあります。帰国後すぐに繰上げ返済できるカードだと、利息も最小限で済みますよ。

韓国でチップは必要?

韓国では基本的にチップの習慣はありません。気持ちとして渡すなら1000〜2000ウォン程度でOK。カジノでゲームに勝ったときなどはチップを渡すとスマートです。

韓国のお酒とたばこのルールは?

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韓国では、お酒やたばこは「満19歳になる年の1月1日」からOKになります。ちょっとおもしろいルールですが、その年に19歳になるなら、誕生日の前でも飲酒・喫煙ができるんです。

お酒に関しては、あまり厳しい制限はなくて、コンビニやスーパーでも24時間いつでも買えます。居酒屋やレストランでも気軽に楽しめますよ。

たばこについては、屋内の公共スペースはほとんどが禁煙です。
例えば、

・レストランやカフェ、ショップの中
・ショッピングセンターや地下街
・ホテルの館内
・地下鉄やバス、タクシーなどの交通機関
・空港や駅、バスターミナルなど

こういった公共の場所は、基本的にどこも禁煙です。
それから、ソウルでは屋外での喫煙にもかなり厳しくなってきています。
例えば、公園やバス停、地下鉄の出入口周辺、学校の近くなどは屋外でも禁煙エリアになっていることが多いです。
ソウル駅前の広場やその周辺なども禁煙なので注意しましょう。もちろん、電子たばこや加熱式たばこも同じ扱いです。

たばこを吸いたいときは、指定の喫煙スペースを探してみてください。たばこのマークが目印になってます。

韓国で日本の電化製品は使えるの?

韓国では、コンセントの形は「C型」や「SE型」と呼ばれる、丸い穴が二つ並んだタイプが主流です。日本と同じA型もあります。電圧は220V、周波数は60Hz。日本(100V)とは電圧が違うので、基本的には変圧器とプラグ変換アダプターの両方が必要になります。

ただし、スマホやデジカメの充電器などで「AC100〜240V対応」と書かれているものは、電圧の心配はありません。この場合は変換プラグだけあればそのまま使えます。

最近の充電器は世界対応のものが多いですが、念のため旅行前にチェックしておくと安心ですね。韓国でも変換プラグは買えますし、ホテルで借りられることもありますが、日本で用意しておいた方がスムーズです。

ソウルのトイレは日本と同じ?

ソウルのトイレは、基本的に日本と同じように使いやすいです。空港や駅、ホテル、デパート、カフェ、ファストフード店などでは、トイレットペーパーもあり、そのまま流せるトイレが多いので安心です。

ただし、観光地の公衆トイレや、少し古い施設では、紙を流せないタイプのトイレもあります。その場合は、個室にあるゴミ箱に紙を捨てるスタイルなので、慌てず貼り紙や案内をチェックしましょう。

また、トイレットペーパーが備え付けられていないトイレもあるので、ポケットティッシュを持ち歩いておくと安心です。

さらに、カフェやチェーン店ではトイレが施錠されていて、暗証番号が必要なこともあります。番号はレシートに書かれていることが多いですが、わからないときはスタッフに聞けば教えてもらえますよ。

日本と韓国の文化の違いは?

日本と韓国は似ているようで、実はちょっとした違いもたくさんあります。知っておくと旅がもっと楽しくなるかもしれませんね!

①年齢・上下関係を大切にする文化
韓国では年齢がとても重視されるので、初対面で歳を聞くのはごく自然なことなんです。
食事の席では目上の人にすすめられるまで控えて、年長者が食べ始めるまで待つのがマナーなんだそう。車内でも目上の人に席を譲るんです。

②お酒の注ぎ足しはNG?
日本だと一般的にほかの人のグラスが減ったら注ぎ足してあげるのがマナーですが、韓国ではグラスが完全に空になるまで注ぎ足しはNGだそうです。お酒がぬるくなっちゃうからという理由らしいですよ。

③食事のスタイル
日本では茶碗やお椀を持って食べるのがマナーですが、韓国では器を持って食べる習慣がないんです。ご飯や汁物もスッカラというスプーンを使います。

④車は右側通行
韓国では車は右側通行なんです。実は日本統治時代は左側通行だったのですが、その後に右側通行に変わったんだそう。エスカレーターでも右側に立ちます。

⑤結婚後も夫婦別姓
日本では結婚すると同姓を名乗るのが一般的ですが、韓国では結婚しても姓は変わらず、夫婦で別々の姓を名乗ります。

ソウル旅行におすすめのベストシーズンは?

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ことりっぷ

ソウルは日本と同じく四季があり、季節によっていろいろな表情が楽しめる都市です。

一番のおすすめは、春(3月〜5月)と秋(9月〜11月)。快晴の日が多く、気温もちょうどよくて、街歩きにぴったりな季節です。朝晩は肌寒くなる日もあるので、羽織れる上着があると安心ですね。

春は桜やツツジなどの花々が楽しめますが、黄砂が飛ぶこともあるので、マスクなどの対策グッズがあると便利です。

夏(7月〜8月)は蒸し暑くて、雨の多い季節ですが、ソウルならではのサマーセールや音楽フェスが楽しめる時期でもあります。梅雨(6月下旬〜7月下旬ごろ)には雨対策、梅雨明け後は暑さ対策をしっかりしておくのがおすすめです。

冬(12月〜2月)は本格的な寒さで、氷点下になる日も多いです。でもその分、ホットグルメやイルミネーションがとても魅力的。防寒対策をしっかりしていけば、冬のソウルも快適に楽しめます。路面が凍る日もあるので、滑りにくい靴を用意しておくと安心です。

ソウル旅行の航空券費用は?

ソウルは日本から近いので、直行便で2〜3時間ほど。東京・大阪・福岡などからはLCC(格安航空会社)のフライトもたくさんあります。

チェジュ航空やティーウェイ航空、エアソウルなどのLCCなら往復2〜3万円台からが目安です。セールによっては片道5000円以下になることも!ただし、手荷物や座席指定などの追加料金には注意してくださいね。

大韓航空やJALなどのフルサービス便は、往復5万円〜が目安。快適さ重視の方におすすめです。

ゴールデンウィークや年末年始は高くなりがちなので、早めの予約やセール情報のチェックがポイントです。平日出発や航空会社の公式サイト・アプリを活用すれば、お得なチケットが見つかりやすいですよ。トータルの費用を見ながら、自分に合った航空券を選んでみてくださいね。

ソウル旅行のホテル費用は?

ソウルはホテルの選択肢がとても豊富!エリアやランクによって値段はさまざまですが、予算やスタイルに合わせて選びやすいのが魅力です。

・ゲストハウス・ホステル
1泊2000〜5000円くらい。安さ重視の方におすすめです。

・3つ星クラス
1泊7000〜1万2000円くらい。清潔で立地も良く、日本人にも人気があります。

・4〜5つ星ホテル・デザイナーズホテル
1泊1万5000円〜。広々として快適で、設備もしっかり。韓国らしいおしゃれホテルも充実しています。

明洞・弘大・東大門などの人気エリアは便利な分、やや高めの傾向があります。GWや年末年始は価格が上がるので、早めの予約がおすすめです。

宿泊費を抑えたいならゲストハウス、ちょっと快適に過ごしたいなら3〜4つ星ホテルが人気です。ホテル予約サイトではキャンペーンや割引もあるので、複数サイトを見比べるとお得なプランが見つかるかもしれませんね。

ソウル旅行の費用&物価は?

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ことりっぷ

ソウルの物価は日本と同じくらいか、やや高く感じることもあります。最近は物価上昇が続いていて、とくに外食やカフェは日本より高めに感じるケースも増えています。ただし、交通費は日本より安めで、移動コストは抑えやすいのがうれしいですね。

ソウル旅行の費用(目安)

【航空券】
航空会社や時期によって変動しますが、だいたい3〜5万円前後です。LCCを利用すれば、2〜3万円台で購入できることもありますよ。

【ホテル代】
ホテルのランクやエリアによって変わりますが、1泊1室5000〜3万円程度。ゲストハウスなら格安ですが、人気エリアや高級ホテルはそれなりの価格になります。

【食費】
お店やメニューによりますが、1食1000~2000円くらいが目安です。韓国グルメをしっかり楽しむなら、1日あたり約5000円~を見ておきましょう。

〈メニュー別の目安〉
・タッカンマリ(2人前)=約3万ウォン(約3300円)
・タッカルビ=約1万5000ウォン(約1700円)
・豚カルビ=約1万7000ウォン(約1900円)
・参鶏湯=約2万ウォン(約2200円)
※1000ウォン=110円で換算

節約したい方は、市場や屋台、コンビニが便利!キンパッやトッポギなど、1品数百円からローカルグルメが楽しめます。


【交通費】
・仁川国際空港〜ソウル市内:空港鉄道A'REX利用で片道約1万3000ウォン(約1400円)
・地下鉄:初乗り1400ウォン(約150円)〜
・タクシー:初乗り4800ウォン(約500円)〜

交通費を節約したいなら、空港鉄道や地下鉄の利用が便利でリーズナブルです。

旅のスタイルによって費用は変わりますが、うまく工夫すれば日本よりもお得に旅できることも。最新のレートもチェックしつつ、予算を立ててみてくださいね!

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