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清潔に!水の節約に!災害時も便利な使い捨てアイテム4選

  • 2025.7.7

一方で、災害などにより水道をはじめとしたライフラインがストップした時には、繰り返し使えるアイテムよりも使い捨てできるアイテムのほうが便利な場面が多くあります。

そこで、この記事では災害時にも活躍する使い捨てアイテムを4つ紹介します。

使い捨て洗顔タオル

今回は、ダイソーで15枚入り×2パック入りの「クレンジングタオル 携帯パック」(税込110円)を購入しました。1枚の大きさは22×20cmで、フワフワと肌触りの良い不織布シートです。

洗顔や手を洗った後の水のふき取りはもちろん、湿らせて身体を拭いたり、メイク落としを含ませてクレンジングに使ったり、除光液を含ませてマニキュアを落としたり、化粧水を含ませてコットンパックにしたりと、パッケージには多用途な使い方が紹介されています。

肌に滑らせてもチクチクとした刺激がなく、顔にも身体にも快適に使えます。

タオルや手ぬぐいを洗って乾かす余裕のない時は、こういった使い捨てのシートは便利ですね。使いまわしをせずに1回限りで捨てて使うので、感染症対策としても良いでしょう。

また、顔や体を拭く以外にも、掃除用シートとしても使うことができます。

使い捨て食器・カトラリー

食器やカトラリーも、使い捨てのものを用意しておくと便利です。紙皿や紙コップ、割りばしや使い捨てのスプーンやフォークなどがあると、食器洗いの水を節約しながら衛生的に食事することができます。

もし使い捨て食器がない場合は、普通の食器の上に食品用ラップやアルミホイル、ポリ袋をかけてから食品をのせて使用しましょう。食べ終わった後に、食器にかけたラップやアルミホイルを捨ててしまえば、食器を洗う必要がありません。

また、使い捨て食器にラップなどかけて使えば、一回きりの使い捨てではなく繰り返し使うこともできますね。

使い捨て手袋

汚れや感染を防ぐことができ、食器洗いや洗濯など水仕事の際に手袋を着けることで手荒れを防止できます。

使い捨て手袋は、手にピッタリフィットするタイプなどさまざまな種類があります。ご自身や家族が使いやすいサイズを用意しておきましょう。

Amazonで検索してみると、ピッタリフィットする「ニトリルゴム手袋」は100枚入りで約1000円、手をはめた時に余裕のある「ポリエチレン手袋」は100枚入り約200円で販売されているようです。

災害への備えとしての手袋について、こちらの記事でもくわしく紹介しています。
軍手、ゴム手袋…防災の手袋、何を準備したらいい?

使い捨て生理用ナプキン

一方で、一度使うと大量の水を使って洗う必要があり、煮沸消毒が必要な場合もあります。水や電気・ガスがいつも通り使えない状況では清潔を保つのが困難です。清潔ではない生理用品を使ってしまうと炎症を起こすなどトラブルのもとになります。

もし洗濯ができる場合でも、避難所で生理グッズを洗ったり干したりすることは、はばかられる人も多いでしょう。災害時には、使い捨ての生理用ナプキンやタンポンを使用するのが無難と言えます。

洗濯ができない時には、月経時以外でも下着にパンティライナー(おりものシート)を付けて使うこともおすすめです。洗濯ができない場合に、下着の清潔を保ちやすい工夫です。

非常時の生理の備えについてはこちらの記事でも紹介しています。
非常時の「生理」への備え大切です。ポイントをまとめました

非常時は特に清潔に過ごせることが重要!

コストや環境面を考えると、洗って繰り返し使えるアイテムは魅力的です。しかし、災害時にはできる限り体調を崩すようなトラブルは避けたいもの。非常時には清潔に過ごすことのほうが重要です。

使い捨てアイテムを上手に使うことで感染症などの罹患リスクを下げるとともに、水の節約にもつながります。災害時に活用できるよう、使い捨てアイテムをある程度備えておくと安心です。

<執筆者プロフィル>
シマサキアヤ
フリーランスライター

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