交通事故死のジョタへ…女子選手権で急遽の黙祷、亡くなった地と生まれ故郷の対戦で「ありがとう」「安らかに」

Text by 石井彰(編集部)

7月3日の午前0時30分ごろにスペインの高速道路で発生した交通事故によって死去したポルトガル代表FWディオゴ・ジョタ。

弟であるアンドレ・シウヴァとともに、イングランドに渡るフェリーに乗るため車でサンタンデールの港に向かっていた最中での悲劇であった。

奇しくも、この日はスイスで行われているUEFA女子EUROのグループステージでポルトガルとスペインが対戦することになっており、急遽ディオゴ・ジョタへの追悼のために黙祷が捧げられていた。

ポルトガルのファンからは「Obrigado Diogo Jota e Andre」（ありがとう、ディオゴ・ジョタとアンドレ）というバナーが掲げられていたほか、スペイン語では「descanse en paz（安らかに眠れ）」というメッセージも。

なお、試合は世界トップクラスの実力を誇るスペインがポルトガルを5-0という一方的なスコアで撃破している。