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意外と読めないかもしれません。【難読漢字】「外郎」はなんと読む?読めたらスゴい。

  • 2025.8.17
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漢字の読み方って意外と難しいものがありますが、「外郎」という漢字、あなたは読めますか?

見た目からは想像しにくいこの言葉、正しく読むことができたらかなりの漢字マスターかも!今回は、「外郎」の読み方とその由来、さらには意外な関連情報まで掘り下げて紹介します。難読漢字としても知られるこの言葉、知れば知るほど面白いんです。

「外郎」はこう読む!読み方の意外な秘密に迫る

早速正解を発表します。

「外郎」は「ういろう」と読みます。

聞いたことはあっても、漢字を見てパッと読める人は少ないのではないでしょうか?

「ういろう」は、日本の伝統的な和菓子の名前。もちもちとした食感と甘さが特徴の蒸し菓子で、主に愛知県名古屋市をはじめとして山口、小田原、京都などで昔から親しまれています。ではなぜ「外郎」という漢字があてられているのでしょうか?

実は、この漢字には薬の名前として使われていた歴史があります。「外郎薬(ういろうやく)」という、胃腸薬や漢方薬の一種です。薬を作っていた外郎家がその製法を伝えたからという説とういろうの色がその薬に似ていたという2つの説があるようです。

まとめ:見た目ギャップに驚き!「外郎=ういろう」の魅力

「外郎」という漢字は、単に見ただけではなかなか正しく読めない難読漢字。

しかしそれは「ういろう」という和菓子や薬の歴史に由来するもので、知ることで漢字の意味と読みの面白さを体感できます。

もし「外郎」を読めたら、それはもうかなりの漢字通として周りからも一目置かれること間違いなし!ぜひ次の機会には「ういろう」を手に取って、その歴史と味を感じてみてください。


参考文献:小学館『デジタル大辞泉』