1. トップ
  2. 納豆は『朝』『夜』どっちが正解?→実は“ベストなタイミング”があった…知られざる効果とは?【管理栄養士が監修】

納豆は『朝』『夜』どっちが正解?→実は“ベストなタイミング”があった…知られざる効果とは?【管理栄養士が監修】

  • 2025.8.12
undefined

納豆といえば、ヘルシーな発酵食品の代表格。でも、朝に食べるべきか、それとも夜に食べるのが良いのか、迷ったことはありませんか?朝食の定番として食べる人も多いですが、実は納豆の効果を最大限に引き出す『ベストなタイミング』があったんです。

この記事では、管理栄養士の監修のもと、納豆を食べる最適な時間帯とその知られざる健康効果についてわかりやすく解説していきます!

朝の納豆は『朝活』にも効果的?どんなメリットがあるの?

undefined
出典:photoAC(※画像はイメージです)

納豆は高タンパクでビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富なスーパーフード。朝食に食べる人が多いのは、実は理にかなっています。朝は代謝が上がり、体がエネルギーを欲している時間帯。納豆に含まれる良質なタンパク質は筋肉の材料になるほか、脳の活性化に不可欠なアミノ酸も豊富です。そのため、朝に納豆を食べることで午前中の集中力アップや疲労回復に繋がりやすいと期待されています。

また、納豆には納豆菌が作る酵素ナットウキナーゼが含まれており、血液サラサラ効果が期待できます。朝に摂ることで、日中の血流を改善してくれる効果が期待できます。

夜の納豆は便秘が気になる人におすすめ

納豆は発酵食品なので、腸内の善玉菌を増やす効果が期待できます。夜、寝る前に納豆を食べることで、腸の動きを活性化し、お通じ改善に繋がる可能性があります。便秘がちな人にの中には、夜の納豆習慣で効果を実感したという方も多いようです。

さらに、納豆にはマグネシウムやビタミンK2が含まれており、これらは骨の形成や体内カルシウムの吸収をサポート。身体の細胞修復が盛んな夜に摂ることで、美容や健康面でのメリットが期待できるでしょう。

また、納豆のビタミンK2は血液凝固を抑える作用があるため、朝夜問わず医薬品との飲み合わせに注意が必要です。特に抗凝固薬を服用している方は、医師に相談しましょう。

自分のライフスタイルや悩みにあったタイミングで

結論からいうと、納豆は「朝」「夜」ともにメリットがあり、人それぞれの生活スタイルや健康状態によって最適なタイミングは違います。また、納豆の栄養を効率よく摂るコツは、ナットウキナーゼなどを壊さないよう、加熱しすぎずに食べること。キムチなどの発酵食品と組み合わせると、腸内環境の改善効果がさらにアップすると言われています。

発酵食品ならではの健康パワーをうまく取り入れて、元気な毎日を送りましょう!


監修者:工藤まりえ

大学にて栄養学と分析化学を専門とし、管理栄養士免許を取得。卒業後は都内飲食系会社にてフードコーディネーターとして勤務。また、管理栄養士としてはスポーツジムに通う方を対象に、体質改善・ダイエットのための栄養指導を実施。短期的な痩身だけではなく、健康的で太りにくい体質への改善を目指した、専門的かつ行動に移しやすいアドバイスを毎月100名程に対して行っている。



電車で『痴漢扱い』されたら…逃げた方が有利って本当?!→ 冤罪に巻き込まれた時の“NG行動”とは?【弁護士が監修】
電車で『痴漢扱い』されたら…逃げた方が有利って本当?!→ 冤罪に巻き込まれた時の“NG行動”とは?【弁護士が監修】