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管理栄養士「なるべく避けて」→実は『魚』を不味くしている…意外とやりがちな“NG保存法”とは?【管理栄養士が監修】

  • 2025.8.8
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

スーパーで買った魚を美味しく食べたいのに、保存方法を間違えてしまい「なんだか味が落ちた…」と感じたことはありませんか?鮮度が命の魚は、ちょっとした保存法の違いで風味や食感が大きく変わってしまいます。実は、管理栄養士も「なるべく避けて」と伝える『NGな保存法』があるんです。

この記事では、あなたの大切な魚をまずくしてしまう原因と、正しい保存のポイントをわかりやすく解説します。

冷蔵庫に入れる前にチェックしたいNGポイント!

魚の美味しさを保つには鮮度保持が最重要ですが、冷蔵庫での保存方法や冷凍の仕方によって味が大きく左右されます。

例えば、多くの人がやってしまう「買ってきた袋やトレーのままで冷蔵庫に入れる」や「水気を拭かずに保存する」などは、実は魚にとってNG行為。水気をそのままにすると雑菌が繁殖しやすくなるほか、ラップの密封が甘いと酸化や乾燥を招いてしまいます。

そのため、冷蔵庫や冷凍庫に入れる前に少し工夫をすることで、美味しく魚を楽しむことができますよ。

管理栄養士推奨!の魚の保存テクニックとは

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

では具体的に、魚を美味しく保存するにはどうしたら良いのでしょうか?

まず、魚の表面の水気をキッチンペーパーでしっかり取り除くこと。余分な水分は雑菌繁殖や酸化を促すためしっかりと拭き取りましょう。また、袋やパックのまま保管すると、こちらも酸化や雑菌の繁殖を促進させる原因になるため、できれば、キッチンペーパーとラップでくるんで、アルミ等のトレーの上で保存するとよいでしょう。

また、冷凍保存は-18℃以下の環境が好ましく、なるべく細かく切り分け、ラップで包んだ上からさらに食品保存用袋に入れて二重に密封して凍らせましょう。解凍は冷蔵庫でゆっくり時間をかけることで、食感の劣化を抑えられます。「電子レンジでの解凍」は身が固くなりやすいので避けるのがベターです。このように保存法を見直すだけで、魚の鮮度と美味しさをキープできますよ。

保存習慣の見直しで食卓が変わる!

魚の保存は決して難しくありませんが、ちょっとした工夫で味や鮮度が大きく変わることを知っておくことがポイントです。普段なんとなくやっていた習慣を改め、正しい保存法を知ることが大切です。

管理栄養士も推奨する保存の基本を意識して、日々の食卓にもっと美味しい魚料理を取り入れてみてはいかがでしょうか?


監修者:かきねキッチン 小池 三代子(Instagram /ブログX

管理栄養士×保育士|実務経験13年|現在はフリーランスの管理栄養士として、栄養相談や献立作成、記事執筆・監修を中心に活動中。「人に寄り添い、無理なく実現できる食生活のサポート」をモットーに、忙しい中でも続けられる、簡単でおいしい時短レシピを発信している。



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