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いつもの『切り干し大根』が“スーパーフード”に変わる?!→管理栄養士も驚く、栄養を“最大限に活かす”戻し方とは?

  • 2025.8.8
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

切り干し大根は、手軽に使えてヘルシーな食材の代表。でも、実は「戻し方を間違えると栄養がムダになってしまう」って知っていましたか?管理栄養士も驚く、切り干し大根の栄養を最大限に活かすための『戻し方』のポイントを徹底解説!

みずみずしい食感と栄養を両立する方法を知って、毎日の料理に役立てましょう。

栄養豊富な切り干し大根、その秘密と健康効果

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

切り干し大根は、生の大根を細く切って乾燥させたもの。乾燥させることで水分が抜け、栄養素が凝縮されています。特に注目したいのは豊富な食物繊維。生の大根よりも食物繊維を多く含んでいて、お腹の調子を整えるのにぴったりです。さらにカルシウムやカリウムなどのミネラルもたっぷりで、骨の健康をサポートしたり、血圧の管理にも役立ちます。

季節を問わずいつでも手軽に取り入れられ、保存がきくという点も大きな魅力です。また、毎日の食事に少しずつでもとりいれることで、発酵食品などと一緒に摂取することで腸内環境の改善にも期待ができる食材です。

水の量がポイント!

栄養たっぷりの切り干し大根。調理の際に気をつけたいポイントは以下の点です。

  1. たくさんの水でゆっくり戻す:常温の水か冷水に15〜20分ほど浸します。切り干し大根の太さや状態によってもどし時間が変わってきますので、商品に記載されている時間を参考に戻しすぎ内容に注意しましょう。戻しすぎると食感が悪くなってしまいます。また、水の量は切り干し大根が完全に浸るくらいがベスト。水の量が少ないとしっかり戻らず、食感の悪さや味の染み方に違いが出てきます。

  2. 戻し汁を捨てない:戻した後の水分には、溶け出した栄養素やうま味が含まれています。料理に使うスープや煮物のベースとして活用すると、栄養も美味しさも丸ごと摂れます。ただし、最初は汚れなどが付着している場合もあるので水で軽く洗ってから浸しましょう。

今日から簡単にできるやり方なので、ぜひ試してみてくださいね。

少しのコツをおさえて豊かな食卓を

切り干し大根は、正しい戻し方をするだけでビタミンや食物繊維といった身体に嬉しい栄養素がしっかり活きてきます。たっぷりの水で戻し、戻し汁も料理に活用することで、味わい豊かで栄養満点のメニューが手軽に楽しめます。

ぜひ今日から「管理栄養士が教える切り干し大根の正しい戻し方」で、毎日の健康とおいしさをアップデートしてみてくださいね。


監修者:工藤まりえ

大学にて栄養学と分析化学を専門とし、管理栄養士免許を取得。卒業後は都内飲食系会社にてフードコーディネーターとして勤務。また、管理栄養士としてはスポーツジムに通う方を対象に、体質改善・ダイエットのための栄養指導を実施。短期的な痩身だけではなく、健康的で太りにくい体質への改善を目指した、専門的かつ行動に移しやすいアドバイスを毎月100名程に対して行っている。



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