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牛乳は『朝』『夜』どっちが正解?!→実はタイミングが重要だった…知られざる“意外な効果”とは?【管理栄養士が監修】

  • 2025.8.8
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

健康や美容のために牛乳を取り入れている人は多いですが、「朝に飲むべき?それとも夜?」と迷ったことはありませんか?実は、牛乳にはどのタイミングで飲むかによって効果が変わることがあるんです。

今回は、管理栄養士監修のもと、その秘密に迫りながら、朝と夜どちらで飲むのが正解かをわかりやすく解説します。これを読めば、あなたの牛乳習慣がもっと充実するはず!

朝の牛乳はこんなメリット!爽やかな1日のスタートに最適な理由

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

牛乳はタンパク質やカルシウム、ビタミンなど栄養豊富な飲み物。朝に摂ることで、1日の活動に必要な栄養素を効率よく補給できる点が大きな魅力です。特にタンパク質は、筋肉や骨をつくる材料になるほか、脳の働きをサポートすることも知られています。

また、朝の牛乳は胃に優しく、忙しい朝でも手軽に栄養補給できるので、朝食としてパンやシリアルと一緒に、あるいはコーヒーに加えて飲む人も多いでしょう。カルシウムも豊富なので、骨の健康を長期的に考えるなら、朝の吸収効率が高い時間帯に飲むのは理にかなっています。

ただし、乳糖不耐症の人や牛乳に敏感な人は、朝に牛乳を飲むことでおなかがゴロゴロしたり、腹痛・下痢などのや違和感を感じることもあるため、自分の体調と相談しながら取り入れるのがポイントです。

夜の牛乳で得られるリラックス効果とは?

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

一方、夜に牛乳を飲む習慣も見直されつつあります。夜の牛乳は、睡眠の質を高める効果が期待できるからです。牛乳に含まれる必須アミノ酸の1つであるトリプトファンが豊富で、身体を温めてリラックス効果が高いと言われています。

さらに、寝ている間は成長ホルモンの分泌が活発になる時間帯。牛乳のタンパク質を夜に摂ることで、筋肉の修復や肌のターンオーバーを助け、美肌効果や疲労回復にもつながるといわれています。

こうした理由から、寝る前にホットミルクを飲む習慣は、リラックス効果と良質な睡眠の両方を狙えるおすすめの方法。ただし、寝る直前は胃腸に負担をかける可能性があるので、寝る30分〜1時間前に飲むのが安心です。

昼夜問わず、牛乳の摂取量は1日200〜400ml程度を目安にして、飲みすぎによるカロリーオーバーや胃腸のトラブルに注意しましょう。

ライフスタイルや悩みに沿ったタイミングで

結局、牛乳は朝も夜もそれぞれにメリットがあり、どちらが「正解」というわけではありません。ポイントは「自分のライフスタイルに合わせたタイミング」で飲むことです。

たとえば、朝にエネルギーやタンパク質などの栄養素の補給をしっかりしたい人や骨の健康を重視する人は朝の牛乳が向いています。一方、眠りを改善したい、疲れをとりたいという方は夜のホットミルクでリラックス効果を狙うのがおすすめです。今日からぜひ試してみてくださいね。


監修者:工藤まりえ

大学にて栄養学と分析化学を専門とし、管理栄養士免許を取得。卒業後は都内飲食系会社にてフードコーディネーターとして勤務。また、管理栄養士としてはスポーツジムに通う方を対象に、体質改善・ダイエットのための栄養指導を実施。短期的な痩身だけではなく、健康的で太りにくい体質への改善を目指した、専門的かつ行動に移しやすいアドバイスを毎月100名程に対して行っている。

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