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「超えるドラマ出てきて」「今なお色褪せない」放送から12年“熱狂の声”が止まない名作ドラマ…“再視聴だからこそ”の魅力とは?

  • 2025.7.27

惹かれ合う二人の前に、年齢という壁が立ちはだかる“年の差恋愛”。ドラマの世界では、周囲の反対や葛藤を乗り越えて純粋な愛を育むカップルの姿が、これまでも数多く描かれてきました。今回は、そんな“年の差恋愛”が描かれたドラマ5選をセレクトしました。

本記事では第5弾として、2013年放送のドラマ『ラスト・シンデレラ』(フジテレビ系列)をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

“年の差恋愛”が描かれたドラマ『ラスト・シンデレラ』

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(C)SANKEI
  • 作品名(放送局):ドラマ『ラスト・シンデレラ』(フジテレビ系列)
  • 放送期間:2013年4月11日~6月20日

あらすじ

美容室の凄腕スタイリスト・遠山桜(篠原涼子)は、仕事に没頭するあまり39歳になった今も恋愛から遠ざかっていました。ファッションにも無頓着で、過労が原因でアゴにヒゲが生えてしまうほどの“おやじ女子”と化しています。

そんな桜は、友人に誘われたパーティーで15歳も年下のイケメンBMXライダー・佐伯広斗(故・三浦春馬さん)と出会います。広斗の積極的なアプローチに戸惑いながらも、桜の枯れた心は次第に潤っていくのでした。

時を同じくして、ニューヨークから帰国した同期で毒舌の店長・立花凛太郎(藤木直人)も何かと桜に絡んできます。年下イケメンとの甘い恋と心許せる同僚との気楽な関係の間で、桜の心は揺れ動くことに―。

『ラスト・シンデレラ』の見どころ※ネタバレあり

『ラスト・シンデレラ』では、篠原涼子さんのおやじ女子が見られるのがポイント。容姿端麗な篠原さんの自堕落な様子やヒゲが生えた姿など、普段のイメージからは想像できないような役柄を楽しめます。そんな本作は「年1回見直す」「夢中で困ってます」「超えるドラマに未だ出会ってない」「超えるドラマ出てきて」「今なお色褪せない」など、虜になる視聴者が続出。

加えて、騙すようにして近づいた桜を本気で愛してしまい、嘘と恋心の間で苦悩する三浦春馬さん演じる佐伯広斗の姿は最大の泣きどころ。SNSでは「貴方を超える人は現れない…」「釘付けになった」と絶賛する声が殺到。

また、桜への想いを秘め、親友として彼女の幸せを願う藤木直人さん演じる立花凛太郎の優しさも胸を打ちます。裏切りに傷つく桜の涙や、それを支える女の友情も描かれ、「ボロ泣き」「キュンキュンし過ぎる」と登場人物たちの切実な想いが視聴者の涙を誘いました。

「昔より共感」再視聴で“おやじ女子”に共感する人続出

『ラスト・シンデレラ』は、篠原涼子さん演じるおやじ女子のリアルな様子が描かれていることが特徴的な作品です。そんなおやじ女子に対し、2013年の放送から時を経て再視聴した方から「昔より今の方が登場人物の行動に理解できたり気持ちに共感」「この年になったから共感できる」という声がSNSで多く寄せられていました。

時が経って主人公と近い気持ちや考えが芽生えてきた方も多いのではないでしょうか。1度視聴した方も、別の角度で再び楽しめるのが本作の魅力となっています。

まだドラマ『ラスト・シンデレラ』を観たことがない方、また本記事を読んで興味を持っていただけた方は、“アラフォー女子に訪れたシンデレラストーリーの結末”をぜひ目撃してみてください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です