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「まさか令和に見れるとは…」連載終了から約30年を経て“復活”を遂げた伝説アニメ…“最新技術”で蘇った圧巻の完成度

  • 2026.3.5

「好きだった」で終わらせないために、作品は帰ってきました。再アニメ化は、名作を“いまの言葉”で語り直すチャンスになります。今回は、そんな“再アニメ化で再び話題をさらった名作”を5本セレクトしました。

本記事ではその第3弾として、アニメ『聖闘士星矢:Knights of the Zodiac Part1』(Netflix)をご紹介します。Netflixオリジナルアニメシリーズとして、原作漫画の連載終了から約30年ぶりにリメイクされた一作です。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

あらすじ

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※Google Geminiにて作成(イメージ)
  • 作品名(配信先):アニメ『聖闘士星矢:Knights of the Zodiac』(Netflix)
  • 配信日:2019年7月19日

この世に邪悪がはびこるとき、必ず現れるという希望の闘士・聖闘士(セイント)。彼らは聖衣(クロス)と呼ばれる88の守護星座の防具をまとい、数百年に一度降誕する女神・アテナ(CV:折笠富美子)を守るために集います。新たな設定や展開も追加されつつ、原作の“白銀聖闘士(シルバーセイント)篇”までを描いた作品です。

3DCGアニメーションして再構築

『聖闘士星矢:Knights of the Zodiac Part1』の見どころは、『聖闘士星矢』という王道の英雄物語を、3DCGと現代アクションを掛け合わせて再構築したテンポ感にあります。星矢が“小宇宙(コスモ)”に目覚め、クロスをまとっていく導入は、原作の熱量をおさえつつ、兵器や都市のスケール感を使って“今のアクション”として映えるつくりになっています。

また、銀河戦争へ向けて仲間や宿敵が次々に登場し、必殺技や師弟関係が短い話数で描かれるのも強み。特にクロスをまとう演出と、コスモが高まった瞬間に放たれる必殺の一撃は、3DCGならではの迫力とスピード感が際立っており、気持ちよさがあります。

さらに本作は海外展開も視野に入れたリブートとして、キャラクター設定や関係性に調整が加えられ、旧アニメ版を知っているほど「どこを変え、どこを残したか」を見比べる楽しさがあります。初見でも追えるわかりやすさと、守るべき存在であるアテナへと導かれる宿命が、Part1でしっかりと示されるのが魅力です。

Netflixオリジナルアニメとして制作されたワケ

本作は車田正美先生による大ヒット漫画を原作としており、全世界での累計発行部数は5000万部を突破しています。原作の連載終了から約30年を経て、現代の最新技術によってリメイクされたのです。本作についてSNSでは「見ているうちに童心にかえっていた」「極上のリメイク作品」「まさか令和に見れるとは…」との声があがりました。

本作は、Netflixオリジナルアニメシリーズとして制作された点が大きな特徴。Netflixオリジナルアニメシリーズのラインナップには、劇場版レベルの作画や、尖ったテーマを描き切った作品が多く見られます。『サイバーパンク: エッジランナーズ』『BEASTARS』のような人気作も生み出され、これらを目当てにNetflixに登録する人もいるほどです。

また、本作は“プレスコ”と呼ばれるアニメーションの制作より前に音声を収録する方法が採用されています。オリジナルの音声は英語で収録され、日本での公開には日本語の吹き替えが行われているのです。本作のメインターゲットは、全世界の子どもたち。だからこそ、制作スタッフは全世界での同時配信ができるNetflixを配信プラットフォームとして選んだそうです。

新たに生まれ変わった『聖闘士星矢:Knights of the Zodiac Part1』は、世界中のファンから愛される漫画が原作ということもあり、Netflixとの相性の良さがあります。3DCGをはじめとしたクオリティ面に関しても、Netflixでしか見られないような作品に仕上がっていると言えるでしょう。


ライター:まわる まがり
主にアニメについての記事を書くライター。コラムやレビュー、映画の作品評を手がける。X(旧Twitter):@kaku_magari