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「さすがに酷い」「裏切りだ…」原作にない“まさかの結末”にファン苦言…だけど「実写が原作を上回った稀有な例」絶賛の人気映画

  • 2025.7.7

映画『GANTZ』はバトル要素の強いSFアクション映画です。原作は奥浩哉先生の人気コミックで、週刊ヤングジャンプ(集英社)において、13年にわたり連載されていました。過激な戦闘シーンや登場する星人のクオリティ、キャストの再現度には、絶賛の声が集まっている一方で、ストーリーには賛否両論の意見も。今回は“衝撃的な戦闘シーンの映画”5選をセレクトしました。本記事では、第1弾として映画『GANTZ』をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です。
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます。

生きて元の世界へ戻るために、星人との戦いを繰り広げるバトルアクションストーリー

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(C)SANKEI
  • 作品名(配給):『GANTZ』(東宝)
  • 公開日:2011年1月29日

あらすじ

就職活動中の大学生と、ひとりの青年が電車にはねられて命を落とした……はずでした。しかし次に目覚めたとき、2人は見知らぬマンションの一室にいました。そこには、彼らと同じように「なぜここにいるのか分からない」という数人の人間が集まっており、リビングの中央には黒い球体が置かれています。

この球体は“GANTZ(ガンツ)”と呼ばれ、彼らにある“指令”を与えます。その指令とは、「全員で協力して、ミッションを遂行せよ」というもの。そして、“100点”を取ることができれば、この部屋から解放されるのです。

彼らは毎晩のように現れる謎の星人と戦い、命がけでミッションをクリアしていきます。しかし、戦いを生き抜く者がいる一方で、命を落とす仲間も……。

仲間たちの犠牲を乗り越え、戦い続けた先に彼らを待つものとは、一体何なのでしょうか。

衝撃のアクションシーンに絶賛の声 ※ネタバレあり

映画『GANTZ』は、公開前から映像のクオリティに期待の声が高まっていました。確かに、『GANTZ』の原作を先に観ると、スリル感や緊張感、壮絶なバトルシーンは非常に印象的で、それ無くして『GANTZ』の実写化はあり得ないのかもしれません。そのため、同映画では最新の技術が用いられており、3DCGの完成度には、今までのSFやアクション描写の比にならないレベルだと絶賛の声が集まっていました。

「求めてた映像そのものでファンとして嬉しかった」「3DCGの完成度が高すぎます」「SFでこれ超える映画観たことない」など、原作ファンも納得のクオリティでした。

その上、キャスティングとして二宮和也さん、松山ケンイチさんと実力派俳優の起用で、さらに作品に深みが増しているという声もあり、高評価を得ています。「キャラクターに深みが出ている」「実写化でこのW主演は言うこと無し!」「このキャスティング、観る前から期待値爆増」などの意見が寄せられていました。

また、映画『GANTZ』で監督を務めたのが佐藤信介さん。佐藤さんは、原作の哲学的なテーマとエンタメ性の両立を目指していたようです。そのため、一番注力し、細心の注意を払ったのがアクションシーンの演出だったとか。

そのアクションシーンには、「本当に映像なのか?と思わせるほど観入ってしまった」「話の内容が入ってこないほど映像美とクオリティに感嘆!」などの声が集まっていました。

改変されたラストシーンにファンから批判も…

アクションや映像美などが絶賛される一方で、原作から改変されたストーリーに賛否両論の声もありました。

実際、漫画や小説など、原作がある作品が実写化されると、ある程度のギャップは必ず生じます。そのギャップが、原作ファンの逆鱗に触れるのかどうかは、個人の感覚が大きく作用しますが、『GANTZ』に関しては、実写化のために敢えて改変をしている部分もあります。

原作では、闘いに完全勝利し、人類の危機を救った英雄として、仲間全員で帰還するという完全ハッピーエンド物語です。一方で改編された映画は2部作構成で、第1作は物語の導入と仲間たちとの戦いが中心となります。第2作『GANTZ PERFECT ANSWER』では、玄野が犠牲になってGANTZに取り込まれ、GANTZのエネルギーになることでみんなを無事に帰すという結末が描かれ、原作ファンからは「無理やりすぎる」「さすがに酷い」「裏切りだ…」などの意見も寄せられていました。

とはいえ、「GANTZの結末も実写の方が好き」「原作の結末を実写が上回った稀有な例」「納得のいく結末だった」といった肯定的な意見も多く見られ、原作とは異なるアプローチながらも、実写版ならではの解釈に心を打たれた視聴者も数多くいたようです

W主演の俳優がみせたそれぞれの想い

映画『GANTZ』は、実力派俳優の二宮和也さんと松山ケンイチさんのW主演。この映画の企画プロデュースは佐藤貴博さんですが、佐藤さんは過去に別の作品で2人と関わっていたようです。松山さんとは、撮影が始まる前に脚本について話し合いをするのが恒例だということですが、今回の映画では、松山さんが珍しく台本に書き込みしていたことに驚いたようです。

一方で、二宮さんは現場に台本を持たずに来るという役者魂を見せていたとか。W主演の2人の役作りの苦労や想いの深さが垣間見え、佐藤さんは感嘆の声を上げていたようです。そんな本作をぜひ一度観てみてください。


※記事は執筆時点の情報です