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「生々しい…」「あまりに辛すぎる」“実在の未解決事件”を描いた脚本に戦慄…「観る価値ある映画」一度は観たい“衝撃の一作”

  • 2025.7.6

ドラマや映画の中には社会問題をテーマにした作品は多数存在します。こちらは“昭和の未解決事件”をテーマとした作品。ぜひ最後までにご覧ください。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です。
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます。

『罪の声』はどんな作品?

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(C)SANKEI
  • 作品名(配給):『罪の声』(東宝)
  • 上映日:2020年10月30日
  • 出演:小栗旬(阿久津英士 役)

『罪の声』は2020年に上映された映画作品で、小栗旬さんや星野源さん、松重豊さんが出演しています。

本作品は、第44回日本アカデミー賞作品賞で優秀賞を受賞し、監督賞や脚本賞、主演男優賞でも賞を受賞した作品であり、日本を代表する映画作品であることがわかります。また、小栗旬さんと星野源さんの共演で話題になった作品でもあります。

あらすじ

昭和最大の未解決事件と呼ばれた“ギンガ・萬堂事件”。企業を標的にした連続脅迫事件でありながら、犯人は捕まらず、真相は闇の中に葬られていた――。

事件から35年後、新聞記者・阿久津英士(小栗旬)は、特別企画の一環としてこの事件を再調査する任務を命じられる。やがて彼は、犯人グループが使用した脅迫テープに“子どもの声”が使われていたことに着目し、独自の取材を進めていく。

一方、京都で洋服店を営む曽根俊也(星野源)は、亡き父の遺品から古いカセットテープを見つけ、自分の幼い声が事件に使われていたという衝撃の事実に直面する。加害者なのか、被害者なのか――。知らなかった自分の過去が明るみに出る中で、俊也は真相を探り始める。

記者と当事者、二人の人生が交錯し、封印されていた昭和の闇が少しずつ明かされていく。罪とは何か。声は誰のものか。記憶と記録の間に潜む真実を、静かに、しかし力強く描き出す社会派サスペンス。

実力派俳優・スタッフが集結し、実在した事件をテーマに描いた話題作『罪の声』

本作の原作は塩田武士さんのベストセラー小説『罪の声』であり、グリコ・森永事件をテーマにした人気作品。2016年には“週刊文春”ミステリーベスト10で第1位を獲得し、第7回山田風太郎賞も受賞しました。

そんな日本を代表する人気作品をフィルム化するということで大きな期待が掛かった作品でもありました。

監督は、映画『ビリギャル』の土井裕泰さん、脚本はドラマ『アンナチュラル』の野木亜紀子さんが担当。また俳優らも実力派の名優が集結し、特に小栗旬さんと星野源さんの共演は大きな注目を受けました。

また、『罪の声』には、今さまざまな作品に引っ張りだこの人気新人女優である原菜乃華さんが出演しています。原菜乃華さんは子役から芸能界で演技をしていますが、『罪の声』で事件の重要な役を演じ、女優として注目されました。

SNSでは、「生々しい…「あまりに辛すぎる」「観る価値ある映画」など、視聴者それぞれが各々の感情を持ちながら、それをSNSで投稿しています。

こういった悲惨な事件を風化させないために、『罪の声』は非常に重要な役割を果たしている作品であることがわかります。

名作映画『罪の声』をぜひご覧ください!

今回は2020年上映の『罪の声』をご紹介させていただきました。こちらの作品は社会問題の中でも「昭和の未解決事件」をテーマとし、社会派作品として高評価を受ける作品となりました。

SNSでもたくさんの口コミが上がっており、本作品は多くの人が社会問題について目を向けるきっかけになりました。社会問題をテーマにした『罪の声』をぜひご覧ください!


※記事は執筆時点の情報です。