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【MLB】大谷翔平、米自己最速投じた27歳との“不思議な縁” ロバーツ監督は復活へ太鼓判「彼ほど自分を理解する者はいない」

  • 2025.6.29
ドジャース・大谷翔平(C)Getty Images
SPREAD : ドジャース・大谷翔平(C)Getty Images

ドジャース大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、敵地カウフマンスタジアムでのロイヤルズ戦に「1番投手兼DH」で先発。今季3度目の登板で復帰後初めて2イニングを投げ、27球で1安打1四球1奪三振無失点だった。
メジャーで自己最速となる101.7マイル(約163.7キロ)を記録するなど、復調を印象付けた大谷の投球を相手打者や指揮官が振り返っている。

■初回に投じた会心のフォーシーム

大谷は今季3度目の登板となった試合で初回に安打と四球で1死一、二塁のピンチを背負った。ここで迎えたのが4番のビンセント・パスカンティーノ内野手で、ギアを上げた大谷が3球目に投じたのは101.7マイル(約163.7キロ)のフォーシーム。二ゴロに打ち取った大谷は、併殺打でピンチを脱した。
エンゼルス時代の2022年9月10日のアストロズ戦で記録していた101.4マイル(約163.2キロ)を上回る自身のメジャー最速をマークした大谷。
侍ジャパンの一員として出場した2023年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でイタリア代表としてパスカンティーノと対峙しており、この時は102マイル(約164.2キロ)のフォーシームで三振に打ち取っている。米スポーツ専門局の『ESPN』のジェフ・パッサン記者やMLB公式サイトのサラ・ラングス記者ら現地の識者が自身のXでこの不思議な縁に注目している。
MLB公式サイトではパスカンティーノの試合後のコメントが紹介されており、「(オオタニは)いつも僕にあんなことをやってくるんだ」と切り出した27歳は、「彼がキャリアで投げた最も速い球を今日見た。そのうちの2球は僕に投げたものだ」と言及。WBCで見た球については「見上げて『え?どのくらい速いのかが分からない』と感じたのを覚えている」と回想した。
3試合目の登板にして自己最速を記録した投球については指揮官も満足感を示しており、デーブ・ロバーツ監督は「スイーパーもシンカーも良かったと思うが、彼ほど自分のことを理解している者はいない。今日も彼はコントロールができていたと思うが3桁(100マイル)以上のスピードが見られたのは良かった」と賛辞を贈りながら振り返った。
大谷はこれで復帰後3試合の登板で計4イニングを投げ、3安打3奪三振1四球1失点で防御率2.25を記録。その内容は登板ごとに安定感を増している。メジャーでの自己最速も塗り替えたなか、完全復活へのプロセスを順調に進めている。

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