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買い物から帰った母「笑ってしまいました」8歳娘の置き手紙<手紙にまつわるエピソード2選>

  • 2025.7.21

今では連絡手段が多様になり、手紙を書く機会はずいぶん少なくなりましたよね。だからこそ、そんな時代に手紙をもらえると、より一層うれしさがこみ上げてくるものです。

そこで今回は、SNSに投稿され大きな話題を呼んだ、<手紙にまつわるエピソード2選>を紹介します!

1、8歳の娘が残した、語彙力あふれる心温まる置き手紙

子どもは、いつの間にかびっくりするような言葉を使うようになりますよね。まだ小さいと思っていた子の、ふとした一言で「こんなに成長してたんだな」と感じさせてくれることがあります。

SNSでは、「8歳娘の語彙力が光る尊い置き手紙」についての投稿が、「丁寧だしかわいい」、「このまま素直に育ってね」と話題になっています。

いったいどのような置き手紙だったのでしょうか。

買い物から帰ると玄関の8歳娘の靴に貼り紙が。

「かわかしてくれるとさいわいです。」

わかりました。教えてくださりさいわいです。
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靴の上にそっと置かれていたのは、8歳の娘さんからの置き手紙。そこには、帰り道に靴が濡れてしまった理由と、それに対する丁寧な謝罪が書かれていました。理由を説明して、謝って、お願いまで添えるという礼儀正しさにも驚きますが、なにより注目すべきは、その中に登場した一文。

かわかしてくれるとさいわいです

「どこで覚えたの!?」と思わずツッコみたくなる絶妙な言い回しに、笑いながらも感心せずにはいられませんよね。子どもが使うには少しレベルの高い「さいわいです」という言葉ですが、それを上手に使いこなしている姿に、思わずほっこりしてしまいます。

きっと一生懸命、自分の言葉で「ごめんなさい」と「お願い」を伝えようと考えて書いたんだろうな、と想像すると、その健気さがもう、可愛くてたまりませんよね。

投稿者さんに詳しいお話を伺ったところ、「靴に貼ってあったメモ紙を読んだときは、『ここまでされたら気持ちよく洗って乾かすしかないな』と笑ってしまいました」とのこと。

また「娘に『さいわいです』をどこで覚えたの?と聞いたらYoutubeと言っていました。幼少期から語彙力が高く言葉をよく覚えていましたが、使い方を間違えずに文章にする力も年齢があがるごとについてきていることを実感しました」とのことでした。

同じお願いでも、伝え方ひとつで相手の受け取り方が変わるということにも、ハッとさせられますよね。小さな子どもが、このように相手を想って言葉を選んでいる姿に、大人の私たちも、どう伝えるかを改めて考えさせられます。

何気ないやりとりの中に、娘さんなりの工夫や思いやりが見えて、「成長って、こういう瞬間にも現れるんだ」としみじみ感じられるエピソードでした。

2、小1の娘が祖父母に贈った、心あたたまるかわいい手紙

2024年5月、PON(@YurumamaPong)さんが、「祖父母に宛てた小1娘の微笑ましい手紙」についてX(旧Twitter)へ投稿したところ、話題になりました。

いったいどんな手紙だったのでしょうか?

※下記の日付のリンクからX(旧Twitter)に移動します

PON(@YurumamaPong)2024年5月30日

義父母が入学祝いに本を送ってきてくれたので、娘がお礼の手紙を書いてたんだけど…
この文末のまま出しても良いのだろーか
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出典:PON(@YurumamaPong)さん

お祖父さんとお祖母さんからの入学祝いに、お礼の手紙を書くことにした小学校1年生の娘さん。マス目にきれいな字でしっかりと書かれていて、さまざまな色を用いているところが個性的です。

ピアノを頑張るという決意表明から、将来の夢までが綴られていて、締めくくりには「はなしはおわり」のひと言。あっけないような、クスッと笑えるような、独特な言葉のチョイスです。

投稿者さんは「よく考えたら、お礼の言葉どこにも入ってないな!?(笑)」と後から気づいたそうですが、感謝の気持ちは十分伝わっていることでしょう!

投稿者さんに詳しいお話を伺ったところ、「入ったばかりの小学校で、マス目のある紙で書き取りをするのが楽しそうだったので、マス目の紙を渡したところ、とても丁寧に書いていて驚きました。でもマイペースな娘らしい文面で、笑ってしまうと同時に『このまま出して良いものか』と少し悩みました」とのこと。

また「印象的なコメントとしては、『ピアノ』は黒などイメージに合わせて色を選んでいる、『はなしはおわり』は虹色の7色になっているなど、親の私よりきめ細かく丁寧に見てくださっているコメント群。もっとじっくり娘の工夫や良いところを見てあげたいなと少し反省したりしました」とのことでした。

将来は絵描きになるのが夢だという娘さんのセンスが光る、唯一無二のお手紙でした。いつか真似してカラフルな手紙を送ってみたくなりますね!

自分から大切な人に手紙を書いてみたくなる

今回は、「8歳娘の語彙力が光る尊い置き手紙」、「祖父母に宛てた小1娘の微笑ましい手紙」といった<手紙にまつわるエピソード2選>を紹介しました。

最近では、手軽に連絡できる手段がたくさんあるため、手紙を書く機会はめっきり減ってしまいましたよね。だからこそ、ふと届いた手紙は一層うれしく感じるものです。

誰かからもらうのも嬉しいですが、自分から大切な人に手紙を書いてみたくなりますね。

取材協力:PON(@YurumamaPong)さん

※記事内の情報は記事公開時点の情報です