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管理栄養士「やらないで」→『キャベツ』の美味しさが台無しになる…避けるべき“NG調理法”とは?【管理栄養士が監修】

  • 2025.8.10
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

おうちごはんの定番、栄養たっぷりでシャキシャキおいしいキャベツ。手軽に使える野菜として人気ですが、実は何気ない行動で、せっかくの栄養素や美味しさを逃してしまっているかもしれません。

今回は、管理栄養士が推奨しない、キャベツの魅力を台無しにしてしまうNG行動を3つご紹介します。ぜひ今日から見直して、キャベツをもっとおいしく、健康的に楽しみましょう!

キャベツの栄養素を知ろう!

キャベツは主にビタミンCやビタミンB6、食物繊維が豊富に含まれている野菜です。

特にビタミンCは美肌効果や免疫力アップに役立ちます。また、ビタミンB6はタンパク質の代謝に欠かせません。食事でとったタンパク質を分解・利用しやすい形に変換する助けをするため、筋肉や臓器の健康維持に重要な役割を果たしています。

加えて、キャベツに多い食物繊維は腸内環境を整え、便秘解消や生活習慣病予防にも効果的です。

やらないで!もったいない『3つのNG行動』とその理由

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

栄養素が豊富なキャベツ。せっかくの栄養をしっかりと摂取するために『やらないほうがいいNG行動』をご紹介します。

1、お湯で長時間茹でる

キャベツは水溶性のビタミン(ビタミンCやビタミンB6や葉酸等)が豊富。長時間茹でるとこれらのビタミンが茹で汁に流れ出てしまいます。スープや味噌汁にいれる場合は問題ありませんが、調理のために茹でる場合はなるべく短時間茹でるようにしましょう。また、電子レンジで加熱するなど、水溶性ビタミンの流出を抑えられる調理法を選ぶのもおすすめです。

2、 水に長時間さらす

サラダなどでシャキッとさせたいからと、キャベツを水に長時間さらす人は意外と多いですが、これもNG。前述の通り、水にさらしぎると水溶性のビタミンが流れ出てしまいます。そのためシャキッと感を求めるなら、冷水にサッと短時間だけさらすのがベストです。

3、外側の葉を捨てる

キャベツの外葉には内葉の約2倍近くビタミンCが含まれているといわれています。そのため、傷んでいたり虫食いの部分以外はなるべく摂取しましょう。大きく刻んでポトフなどのスープにいれることで、キャベツの食感を楽しみながら食べることができます。

これら3つのNG行動は、今日から簡単に見直せるものばかりなのでぜひ意識してみてください。

キャベツの栄養をしっかり取り入れよう!

さまざまな料理に使われるキャベツですが、知らず知らずのうちにやっていた3つのNG行動で栄養が台無しになっているかもしれません。

管理栄養士の意見を参考に、水やお湯に長時間いれない、外側の葉もしっかり食べるなど、ほんの少し工夫するだけでキャベツの魅力を最大限に活かせます。毎日の食卓に欠かせないキャベツを、よりおいしく、健康に役立つ形で楽しんでくださいね。


監修者:かきねキッチン 小池 三代子(Instagram /ブログX

管理栄養士×保育士|実務経験13年|現在はフリーランスの管理栄養士として、栄養相談や献立作成、記事執筆・監修を中心に活動中。「人に寄り添い、無理なく実現できる食生活のサポート」をモットーに、忙しい中でも続けられる、簡単でおいしい時短レシピを発信している。



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