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まるで世界旅行をしているような気分に! 異文化交流が楽しめる“大阪・関西万博”

  • 2025.6.10

万博の醍醐味といえば、世界各国の文化や、最先端テクノロジーに直接触れられること。圧倒的な非日常空間で、国境や人種、時空さえも超えた多彩なおもてなしを堪能しよう。


“いのち輝く未来社会のデザイン”をテーマに開催されている「大阪・関西万博」。国内外のパビリオンが社会課題の解決に向けた次世代の技術を駆使し、テクノロジーの進化を感じさせる展示物や、迫力満点の映像演出、未来の世界を追体験できるようなプログラムの数々に、ワクワクしっぱなし!

また万博の目玉ともいえるのが海外パビリオン。今回の万博には、158の国・地域などが参加し、各国を象徴するような建築もさることながら、未来に向けて行っているサステナビリティへの取り組みをはじめ、歴史や伝統、文化など、各国の特色を活かしたユニークな展示や体験型プログラム、パフォーマンスなどを実施し、自国の魅力を余すところなく表現。さらにその国ならではのローカルフードが味わえるレストランやカフェ、その土地の特産品や名物を集めたショップも数多く併設され、どこも異国情緒たっぷりで、まるで世界旅行をしているような気分に浸れる。それもなかなか行くことができないエリアはもちろん、パスポートなしで世界中の国や地域を巡れるので、行けば行くほど新しい出合いや発見が待っている。

また参加する国や地域、国際機関が万博の期間中に持ち回りで行う1日限定の特別な「ナショナルデー」「スペシャルデー」では、伝統や文化を紹介しつつ、来場者と交流できる催しも。まさに毎日がお祭りで、特別なおもてなしの数々に胸が高鳴る! 様々な異文化との交流が楽しめる会場でのひとときを素敵に彩ってくれるはず。

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1、ロボット工学の第一人者・石黒浩さんがプロデュースするシグネチャーパビリオン「いのちの未来」では、約30体のアンドロイド、ロボット、CGなどのアバターがお出迎え。

2、iPS心筋シートをはじめとした貴重な展示が並ぶ「PASONA NATUREVERSE」。自然とテクノロジーが共生した未来を、巨大なLEDキューブに映し出すショーが圧巻。

3、自然と一体になれるオーストラリア館。空間全体に設置されたスクリーンに雄大な景色が広がり、圧倒的な没入感!

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4、水上スペクタクルショーが開催されるウォータープラザに面したレストラン『水空 SUIKUU』では、国内産の食材を活かし、和食の繊細さをベースにしたコース料理を提供。ここでしか味わえないビールも。

5、イギリス館のカフェでは、しっとり生地のスコーンと紅茶でアフタヌーンティー気分を。

6、モナコ館の上層階には本格的なワインバーが。開放的な店内や風が心地よい展望ラウンジで、グラン・クリュのワインやコニャックを1杯から楽しめる。

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7、ナショナルデーのイベントの一環として、会場内では様々な催しが行われ、各国の文化を間近で体感できる。写真はEUのイベントの様子。

8、タイ館では、日替わりでムエタイや伝統舞踊、ライブなどのステージパフォーマンスが開催される。

9、ペルー館では、現地のレストランシェフによる本場の料理のクッキングデモを実施。コーヒーやアルコール類を振る舞ったり、1日400食、3種類の料理を無料で提供したりと、なんとも太っ腹なおもてなしに感動。

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A、世界の国の人々も民族衣装でおもてなし。伝統的なトーブを身につけたサウジアラビア館。

B、ブルガリア館は、白地に刺繍が施されたワンピース姿。

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C、伝統的なチャレーウの模様を取り入れたタイ館。

D、シグネチャーパビリオン「Dialogue Theater‐いのちのあかし‐」は黄色と白のツートーンカラー。

E、シグネチャーパビリオン「Better Co-Being」は、森の妖精のような衣装。

Information

EXPO 2025 大阪・関西万博

開催期間:10/13まで

開場時間:9:00~22:00

開催場所:大阪・夢洲交通:Osaka Metro中央線夢洲駅すぐ

チケット:大人一日券¥7,500、平日券¥6,000、夜間券¥3,700など


写真・岡本佳樹 文・鈴木恵美

anan 2449号(2025年6月4日発売)より

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