サラ・ジェシカ・パーカー、キャリー・ブラッドショーの物議を醸すような選択に不満なし

『セックス・アンド・ザ・シティ』と続編『AND JUST LIKE THAT... / セックス・アンド・ザ・シティ新章』で、長きにわたりキャリー・ブラッドショーを演じてきたサラ・ジェシカ・パーカー。キャリーは、情にほだされて不倫したり、誠実な恋人を裏切ったりとファンの間で「物議を醸す」ような選択を取ることもあったが、サラ・ジェシカ自身は彼女に不満を感じたことはないそうだ。

トーク番組『Today with Jenna & Friends』で、キャリーが別の決断をしていたら良かったのにと思うことはあるかとの質問に対し、「いいえ」と否定。「他では味わえない経験でした。27年にもわたって他人を演じ、他人になってきたのです。結婚して子どもがいる身としては、許されないことも、街のあちこちや男性たちとすることができました」

1998年に放送を開始した『セックス・アンド・シティ』は、ニューヨーク・マンハッタンに暮らす独身女性たちの恋愛事情と友情を赤裸々に描き、世界中でセンセーションを巻き起こした。サラ・ジェシカは、1997年にマシュー・ブロデリックと結婚し、シリーズ途中の2002年に第一子ジェームズ・ウィルキーを出産、2009年には代理母を通じてマリオンとタビサという双子の娘をもうけた。

自身とは異なるキャリーの決断に理解を示すことができたのは、ショーランナーであるマイケル・パトリック・キングとの関係によるところも大きいようだ。「マイケル・パトリックと彼の素晴らしい脚本家チームに、絶対的な信頼を寄せています。物議を醸したり、人を悲しませたり、ショックを与えたりすることもあるけれど、演じていて楽しかったです」

『AND JUST LIKE THAT... シーズン3 / セックス・アンド・ザ・シティ新章』は、日本では5月30日よりU-NEXTにて配信スタートする。「私から言えることは、愛や自分の居場所について描く壮大な物語になるということ。大人向けのテーマを軽妙だけど、シリアスに紡ぎます。そして素敵なコスチュームや我らが愛する街と俳優陣も登場します」

Text: Tae Terai

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