【久留米】可愛いがいっぱい！！陶芸工房「ミカヅキ印器製作工房」

皆さん、こんにちは。リビングふくおか・北九州Web地域特派員のkurinaです。

久留米にやって来ました！

今回は、4月に開催された「猫愛アーティスト展 in 太宰府」にて、その作品の愛らしさに魅了された陶芸作家、藤原ミユキさんの工房兼店舗「ミカヅキ印（じるし）器（うつわ）製作工房」さんにお邪魔しました。

天神方面からのアクセス

西鉄電車（天神大牟田線）で「西鉄久留米駅」へ。「西鉄久留米駅」改札（北口）を出て、１階バスセンター、3番乗り場へ向かってください。

１「信愛学院 久留米（千本杉）」または９－１「竹の子（千本杉） 御井町」行のバスに乗車し、バス停「朝妻」で下車してください。

「西鉄久留米駅」バスセンターから「朝妻」までは、およそ10分ほどの距離です。

下車後、徒歩２～３分。大通りから一本入ったこの細路の奥に「ミカヅキ印器製作工房」があります。

きのこや、はりねずみが出迎えてくれますよ！まるで秘密基地？？のような場所でした(^^♪

店舗は不定休、予約制になります。

ご来店の際にはインスタやメールにて、事前にご連絡ください。インスタアカウント、メールアドレスは、末尾の店舗情報に掲載しております。

ストーリーのある作品たち♪♪

「小さな頃より、レトロなおもちゃが大好きでした。」と語る陶芸作家の藤原さん。そんな藤原さんが製作する作品たちには、それぞれ面白いストーリーがあるんです！

「きのこのおうち」

「きのこのおうち」は、タカラトミーで生産されていた「こえだちゃんの木のおうち」から着想を得て、製作された作品だそうです。

明かりを灯すこともできるんですよ♪ 可愛いうえに、癒されます。何時間も見ていられそうです。

男の子の部屋をイメージして製作されたこちらの作品は、よ～く見てみると「ねこきのこ」の男の子が、ファミコンをしているという・・・もう、可愛いすぎます！

「ねこきのこ」とは、きのこを食べて耳としっぽにきのこが生えてしまった「きのこ星人（ねこ）」のことです(^^♪

「きのこのおうち」の中に置かれた小さな置物たちは、自由に動かす事ができるんです。心がくすぐられる作品ですよね！

ちなみにこの「きのこのおうち」は、中に置かれた置物も含めてお値段￥6,600（税込）。ちょっと心が揺れました・・

ゆりかごにのっている「うさきのこ」。ゆりかごは、実際に揺らすことができるんですよ！

「うさきのこ」は、きのこを食べて耳にきのこが生えてしまった「きのこ星人（うさぎ）」です(^^♪

キュートな「すわりねこ」

右端に座っているのは「すわりねこ」。こちらは、実は一輪挿しになっています。

挿し口に、口を当てて吹くと、なんと音が出て笛にもなるんです！遊び心満載ですよね。

素敵な器もありました♪

蛍手（ほたるで）という中国の技法を使った、表面に透ける穴の模様が施された器もありました。

※蛍手（ほたるで）は透かし彫りをした作品に、透明釉（とうめいゆう）をかけて焼き上げる技法のことだそうです。

こちらの工房で製作された蛍手を使った器は、透ける穴の模様部分に、カラフルな彩色が施されていて、女性にとても人気があるそうです。

工房を拝見しました！

素敵な作品の製作現場を見せていただくことに・・

製作途中の作品がたくさんありました！ここで、可愛らしい作品たちが生み出されているんですね。

電気窯で焼き上げていくそうです。最近は電気窯を使う方が多いそうで、マンションの一室を工房にする方もいらっしゃるそうです。

それにしても暑い…夏は工房に居られないほど室温が上がるそうです。大変な作業ですよね！

二人展の開催決定！！

東京で個展を開くほど人気上昇中の藤原さんの作品たち。

毎年夏・冬の2回に渡って、春日市で開催しているイベントが、今年も開催決定です！

「実（み）もの時間」と銘打って、果物をモチーフとした作品をメインに、二人の作家による二人展が７月１日（火）～６日（日）まで、春日市にある「アートギャラリー 珈琲 珀」で開催されます。

北九州で活躍中の草木染め作家、EADY＊HARANOさんとの二人展です。

EADY（イーディ）さんのご主人は、戸畑で「蒸しまる２１６４」という蒸しパンのお店をされていて、かなり前になるそうですが、リビングの紙面を飾ってくださったことがあるそうです。

７月１日（火）に限り１４時～「蒸しまる２１６４」の蒸しパン販売もあるそうですよ！

※二人展の詳細については、インスタもしくはメール（mikazukijirusi@gmail.com)にてお問合せください。

藤原さんは、「木星に着いたよ～♪着いたー♪」でお馴染みのバンド「たま」の大ファンだそうです。

「やりたい事をやっている姿がとてもカッコイイ！と思いました。そのことが私の根底にずっとあって、好きなことで独り立ちしたいという思いで、今までやってきました。」と製作活動を続けてきた思いを、話してくださいました。

思っていても、なかなかそれを実行に移すことは難しいですよね。その信念を貫く藤原さんの姿勢は、本当にカッコイイ！と思います。

※バンド「たま」をご存じない方は、ぜひググってみてください。当時なかなかインパクトのあるバンドでした。「ピテカントロプス」って何だろう？と思ったものです(^^♪

ブローチ：ねこ￥660（税込）はりねずみ￥990（税込）あまりの愛らしさに買っちゃいました・・・

「ミカヅキ印器製作工房」は、ほんと～に可愛い作品たちであふれていました！

ご興味のある方は是非、「ミカヅキ印器製作工房」をお尋ねください！

マルシェやイベントにも多数出店されていますので、そちらもぜひチェックしてみてくださいね。

思わず愛でたくなるような可愛い作品に、きっと出会えるはずです(^^♪