【60代髪型】ヘアセットがうまくいくコツとは？ 美容のプロもおすすめ！60代の髪を美しく整えるスタイリング剤&ヘアガジェット8選

おしゃれしてもなんとなくあか抜けない……。その秘密はヘアにあります。いつも素敵に見える人は、実はヘアスタイリングが上手。ちょっとしたひと手間がおしゃれ印象を各段に上げてくれる、プロのテクを人気ヘア&メイクアップアーティスト・森ユキオさんに教えてもらいました。

意識したいのは毛流れとツヤ感

若々しくしゃれたムードが漂う森さんのスタイリング。自分でいまっぽさを作るコツとは？「人を構成するパーツのなかで髪が占める面積って大きいから、そこが古臭いと野暮ったいイメージが前に出てしまうんです」と森さん。 プロがスタイリングするときにまず意識するのは、毛流れを作ることなんだそう。「それは前の晩のシャンプー後からスタートしていて、トップにボリュームがほしい、毛先に動きを出したいなど、なりたいイメージを考えながら髪を乾かし毛流れを作っておくと、翌日にアイロンやコテでニュアンスをつけるのが簡単に。ヘアサロンで美容師さんが髪を乾かすところを見ると、よくわかるはず。さらに、素敵世代にとって欠かせないのが髪のツヤ。髪がパサつくと老け見えするので、毎日髪をブラッシングしてツヤを出すこと。目の細かいブラシを使うのがポイントです。翌日のスタイリングについては、髪の長さ別にコツをご紹介しますので、ぜひ実践してみてください」

前の晩の乾かし方で変わる！プロのヘアドライのコツを伝授

次の日のスタイリングを左右するヘアドライのコツは、求めるイメージを意識しながら髪を乾かすこと。トップにボリュームを出したい人は、手で髪をかき上げながら毛流れと逆方向にドライヤーを当てて乾かします。髪が広がりがちな人は、手櫛で髪を下にひっぱりながら落ち着かせるように全体をしっかり乾かして、仕上げに冷風を当てるとまとまります。毛先を外ハネにしてニュアンスを出したい場合は、指でつまみながら毛流れを作るように乾かすと翌日スタイリングしやすくなります。

森さんもおすすめのヘアスタイリングツール8選

セルフで使いやすいヘアガジェットと、撮影の現場で欠かせないスタイリング剤をご紹介。

毛束感やニュアンスを演出するのに使いやすい、やわらかいテクスチャーのワックス。トップのボリュームアップにも。プレジューム ワックス290g ¥1,430（サロン専売品）／ミルボン

水・熱・圧をコントロールして、髪のダメージを軽減しながらストレートに仕上げるカーボンレイヤープレートを採用。うねりもケア。リファストレートアイロン プロ ¥23,000／MTG

少ない巻き回数で髪の水分を保ちながら、ゆるっとやわらかなツヤカールに。スムースアイロンフォトイオン カール 32㎜ ¥22,000／ヤーマン トウキョウ ジャパン（ヤーマン）

ナノケア史上最高の潤いを実現。悩みに合わせたパーソナルメニューを搭載し、理想の仕上がりに。ヘアー ドライヤー ナノケア EH- NC50-K ¥59,400（編集部調べ）／パナソニック

髪の一本一本をセパレートし、美しく磨き上げる100%天然猪毛のブラシ。使うほどになじむ天然毛が、まとまりのあるツヤ髪を育みます。リファブリッスル ¥28,800／MTG

美容師のサロンワークに着目し、質感を重視したスタイリングに仕上がるヘアオイル。リーゼ ニュアンススタイリングオイル+ソフトウェット 80㎖ ¥1,540／花王相談窓口（リーゼ）

乾きが早く、しっかりヘアスタイルをキープしてくれるハードスプレー。舞台用ならではのツヤありタイプ。チャコット EXハードスプレー 100g ¥1,430／チャコット・コスメティック

毛流れや束感のアレンジに。やわらかいタイプのハードスプレー。固まり過ぎずスタイルキープ。トリエ スプレー 8 170g ¥1,760（サロン専売品）／ルベル（タカラベルモント）

撮影／天日恵美子 ヘア&メイク／森ユキオ［ROI］ スタイリスト／太田恵理

※素敵なあの人2025年6月号『おしゃれ印象が急上昇するヘアスタイリング の極意』より
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教えてくれた人 森 ユキオさん

ROIヘアメイクチーム代表。数多くのファッション・ビューティ誌や広告の第一線で活躍し、年間300本を超える撮影をこなすヘア&メイクアップアーティスト

この記事を書いた人 素敵なあの人編集部

「年を重ねて似合うもの 60代からの大人の装い」をテーマに、ファッション情報のほか、美容、健康、旅行、グルメなど60代女性に役立つ情報をお届けします！