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誕生日ケーキは菓子パンで代用。「うちはお金がないから」と育てられた私 → 母の『秘密の貯金』に絶句

  • 2025.5.1

「うちはお金がないから」。そんな言葉に縛られて育った人、意外と多いのではないでしょうか。欲しいものを我慢し、進学を諦めた筆者の知人A子は、社会人になってから母の驚きの真実を知ることになりました。

画像: 誕生日ケーキは菓子パンで代用。「うちはお金がないから」と育てられた私 → 母の『秘密の貯金』に絶句

「お金がない家」で育った少女の我慢の日々

A子の家は共働きで、決して生活に困っていたわけではありませんでした。ただ、母の口癖は「無駄なものは買わない」。

それは徹底していて、誕生日のケーキすら菓子パンで代用されるほど。

ある日、友達の誕生日会があり、参加者全員で100円ずつ出し合ってプレゼントを買うことになりました。A子は母親に相談しましたが「そんなお金はない」ときっぱり断られ、結局お金を出してもらえませんでした。

このような経験が何度も重なり、A子は次第に「うちは本当にお金がないんだ」という思い込みを抱きながら成長していったのです。

進学か就職か、迷う間もなく選ばされた現実

高校に進学したA子は、夢の実現のため大学進学を考えていました。でも、母から告げられたのは「できれば就職してほしい」という一言。

姉も高卒で働いていたため、A子も同じ道を選ばざるを得ませんでした。

「仕方ないよね、うちには余裕がないんだし……」そんな思いで、夢を心にしまいました。

突然知らされた母のご褒美に、胸がざわつく

それから数年後、社会人として頑張っていたA子の元に、母から突然の連絡が。

「引っ越すの。自分の誕生日プレゼントにマンションを買ったのよ」

耳を疑いながら訪ねてみると、そこには高級家具が並ぶ新築マンション。

これまで「お金がない」と言われ続けていたのに、母は自分のためにお金を貯めていたのです。A子の心は複雑な思いで重くなりました。

わだかまりは消えないけど、前を向いていく

母は「無駄なものは買わずに貯めてきたのよ」と笑いました。

でもA子にとって「無駄」とされたのは、学用品だったり、ささやかな楽しみだったり。決して贅沢ではなかったはずです。

「私が欲しがっていたものは、母にとっては『無駄なもの』──」

そう思うと、胸がぎゅっと締め付けられる思いがしました。

それでも過去は変えられません。母には母の人生があり、A子にはA子の人生がある。

今、A子は自分の選んだ道に満足しながら、これからはもっと自由に、自分らしく生きていこうと心に決めています。

【体験者:30代・女性、回答時期:2025年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yumeko.N
元大学職員のコラムニスト。専業主婦として家事と子育てに奮闘。その傍ら、ママ友や同僚からの聞き取り・紹介を中心にインタビューを行う。特に子育てに関する記事、教育機関での経験を通じた子供の成長に関わる親子・家庭環境のテーマを得意とし、同ジャンルのフィールドワークを通じて記事を執筆。

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